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バイクのグリップがズレる対策にはワイヤリング

オフロードバイクに見られるグリップズレの対策方法のひとつに、ワイヤリングがあります。しかし、あらゆるグリップ対策があるなかで、なぜワイヤリングが有効なのでしょうか。ここではグリップがズレる原因とワイヤリングについてご紹介しましょう。

バイクのグリップがズレる原因

バイクのグリップのズレは以下の原因で発生します。

  • グリップの装着穴がハンドルパイプの径よりも大きい
  • グリップがボンドなどで固定されていない
  • グリップが劣化している
  • グリップとハンドルパイプの間に泥や水が入り込んでしまった

グリップはハンドル径に合っているものなら、固定せずに装着しても、乗り心地には影響を及ぼさないこともあります。しかし、初めはフィットしていたグリップでも、オフロードなど過酷な環境で乗っていることや経年劣化によって、ズレやすくなってしまいます。そのようなズレ防止には、以下の対策を行います。

グリップボンドで固定する

グリップボンドは、固まるとグリップがズレることはなくなるため、快適な走行の維持につながります。しかし、以下のようなデメリットもあります。

  • 交換時に剥がしにくい
  • 劣化をするとボンドが剥がれてズレが発生する

グリップボンドは必ずしも万能ではありません。また、頻繁にグリップを交換したい場合はボンドをつけない方が良い場合もあるでしょう。

グリップのズレにはワイヤリングが効果的

グリップのズレにはワイヤリングが効果的

ボンドだけでは不安な場合や、ボンドを使いたくない場合はワイヤリングがおすすめです。ワイヤリングには以下のメリットがあります。

  • ワイヤーとペンチがあれば簡単に施工可能
  • グリップとハンドルパイプの密着性を上げてくれる
  • 水や泥が入り込みにくく、入り込んでもズレにくくなる
  • ワイヤーを切るだけで簡単に交換できる

ボンドで固定するのとは違い、外側からワイヤーで締め付けるワイヤリングによって、グリップの密着性が向上します。ボンドをつけていれば、さらに滑りにくさが向上し、過酷な環境下でもグリップのズレが起きにくくなるでしょう。また、ボンドをつけていなければ、交換のときもワイヤーを切るだけなので、簡単にグリップを取り外すことができます。ワイヤリングは店舗でもしてくれるところがあるので、事前に問い合わせてみましょう。

まとめ

  • バイクのグリップのズレはグリップの劣化や泥水がハンドルとグリップの間に入ることで発生する
  • グリップボンドを使う方法もあるが万能ではない
  • ワイヤリングはワイヤーとペンチで簡単に行うことができ交換時もワイヤーを切るだけなので簡単

本記事は、2018年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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