古いバイクが性能アップ?アーシングの効果を知ろう

「もっとバイクの性能を向上させたいけど、何をすれば良いのか分からない……」という方は多いのではないでしょうか?そんな方におすすめなのが、“アーシング“。加速性能が上がるなど、様々なメリットが得られると人気のカスタムです。しかしメリットだけではなくデメリットもあるので、事前に把握していないと後悔してしまう可能性もあります。
そこで本記事では、アーシングとは何かからメリット・デメリットまでを併せてご紹介します。

アーシングとは?

そもそもアーシングとは、効率良く電力を供給させるためにバイクの電気回路におけるマイナス極に通じる配線(帰路線)を増強するカスタムのことです。つまり、ライトやプラグなどのバイクの各部分で消費された電気が発電場所であるバッテリーに戻ってきやすい環境を作る、ということです。

アースの配線を多く取ることにより、バイクが走行中に風を受けて発生した静電気をより多く除去することが可能になり電気の分子が整列します。電気の整流化を促すことにより、電力が充分に供給されるようになるのです。

バイクのアーシング、そのメリットを知ろう

バイクのアーシング、そのメリットを知ろう

バイクのアーシングを行った際に得られるメリットは、主に以下の4つです。

1.エンジンのかかりが良くなる、加速性能が向上する

電気抵抗が少なくなったおかげで、点火プラグの通電効率が上昇。エンジンのレスポンスが速くなる効果が得られます。つまり、加速したいときにすぐに加速できるエンジンになる、ということです。

2.ライトの光量が上がる

電気抵抗が少なくなっているので、その分流れる電流の大きさもアップ。流れる電流が大きいほどライトは明るくなるので、ヘッドライトの照度も上がります。

3.燃費が向上する

エンジンのレスポンスが良くなった効果に付随して、トルク感が増すのもポイントです。トルク感が増すことによりアクセルを必要以上に開けることがなくなり、燃費の向上が期待できます。

4.ラジオのノイズが軽減する

ラジオのノイズの原因は、バイクのボディにアースが接続されていることです。アーシングによりボディとアースとの接続が切れるので、ノイズが入る可能性が低減されます。

バイクのアーシングとデメリット

しかしながら、バイクのアーシングにはデメリットも存在します。アーシングを行う前に知っておきたいデメリットは、以下の3つです。

1.火災の原因になりうる

アーシングは自分で配線を増やす作業です。知識の無いままに行うとアーシング線が溶け、火災を引き起こしてしまうこともあります。ラジエーターなどの熱源からは離れた場所に設置する、などの注意点を抑えておきましょう。

2.メーカーの保証を受けられなくなる

見た目は地味かもしれませんが、アーシングを行うと改造車扱いになってしまうので要注意。故障や事故での破損の際に、メーカーの保証が受けられなくなってしまいます。

3.ヘッドライトなどの寿命低下

アーシングは規定量よりも多くの電流を流す効果を得るものなので、当然ですがヘッドライトなどの劣化は早くなります。

まとめ

  • アーシングとは、静電気を除去して整流化を促し、効率良く電気を流す目的のもの
  • エンジンのかかりが良くなったり、燃費が向上したりするなどのメリットがある
  • メーカーの保証が受けられなくなる、事前の知識が必要、というデメリットもある

本記事は、2019年6月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。