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バイク車検では「光量不足」に要注意!車検を通すための基礎知識

「最近バイクのヘッドライトが暗くなってきたな……」なんてことはありませんか?実は、ヘッドライトなどの光量不足は、夜道の危険な走行を招くだけでなく、バイク車検に通らない原因にもなってしまいます。

本記事では、バイク車検に通るための光量の基準や光量不足の原因についてご紹介します。初めてバイク車検を受ける方や、この頃ヘッドライトが暗くなってきたと感じる方は、是非チェックしてみてください。

バイク車検に通らない!理由の多くは「光量不足」

バイク車検に通らない理由として多く挙げられるのは、光量不足。意外だと思われるかもしれませんが、ヘッドライトなどの劣化だけでなく、紫外線によるカバーの黄ばみなど原因がたくさんあるため、光量不足は陥りやすい状態であるといえます。

さらに、ブレーキやエンジンなど数多くの検査項目がある中で、光量については運転中に違和感を覚えにくく、車検になるまで分からないということも、車検にひっかかりやすい原因の1つ。徐々に光量が落ちていくので、毎日乗っている人ほど気付きにくいということも知っておきましょう。

車検に通るための「光量」の基準

車検に通るための「光量」の基準

車検に通るための光量の基準は、以下の通り、定められています。

  • ヘッドライドは15,000cd(カンデラ)以上
  • ポジション・デイライト前方は300cd以下

また、光量以外にも、ウインカーは10W以上60W以下、テールランプは5W以上30W以下など、ライトに関して定められているものはたくさんあります。なお、最も明るい点のズレがないかを確認する「光軸調整」などのチェック項目もあるので、光量が基準をクリアしているからといって、必ずしも車検に通るわけではないことに注意しましょう。

光量不足の原因を突き止めよう

上述したように、光量不足の原因として挙げられるのは、ライトの劣化だけではありません。ライトを交換して間もないのに光量が不足している、という場合には以下のポイントをチェックしてみましょう。

  • カバーが紫外線により黄ばんでいる
  • カバーに汚れが付着している
  • ライトの中の反射鏡が曇っている
  • 配線が劣化して、十分な電圧や電流がライトまで届いていない
  • バルブのワット数が低い

汚れなどは磨いて改善することもできますが、電圧や電流不足の場合は、配線を新たにつなぎ直す必要があります。自分で修理する自信がない、また、上記の原因ではない光量不足の場合はバイクショップに持ち込んで原因を調べてもらうのがおすすめです。

まとめ

  • バイク車検で通らない原因の多くが、光量不足
  • 車検に通る光量の基準はヘッドライトが15,000cd以上、ポジション・デイライトが300cd以下
  • 光量不足の原因は自分で改善できるものとそうでないものがあるので、バイクショップに原因究明を依頼した方が安全

本記事は、2019年2月27日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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