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250cc以下のバイクは12カ月点検が必要?気になる実態を紹介

251cc以上のバイクには2年に1度の車検とは別に、12カ月点検が義務付けられています。しかし、250cc以下のバイクは車検がありません。それでは、車検同様に12カ月点検も必要ないのでしょうか。ここでは、250cc以下の12カ月点検についてご紹介しましょう。

250cc以下のバイクは12カ月点検が必要ではない

250cc以下のバイクは車検同様、12カ月点検も必要ではありません。車検や12カ月点検には以下の意味があります。

  • 車両が最低限の保安基準に達しているかの確認

車検に通ることは、公道を安全に走るために、最低限求められる基準をクリアしていることの証明になります。また、車検期間である2年の間に不具合が発生する可能性もあるので、250cc超のバイクには12カ月点検も必須とされています。一方、250cc以下のバイクで車検や定期点検がない理由には諸説ありますが、おおよそは以下の通りです。

  • 1952年から1972年まで軽自動車に車検がない時期があり、250cc以下のバイクにはいまだにそれが採用されている
  • 2017年時点で250cc以下のバイク保有率が4輪車と2輪車全体の約10.7%と低いため車検がない

車検がないので気軽だという理由から利用者が多いですが、そのまま乗っていては事故のリスクが上がってしまいます。

自己責任においてこまめな点検は必要

自己責任においてこまめな点検は必要

250cc以下のバイクも定期的な点検を行わなければ、走行中にトラブルが発生するリスクが高まってしまいます。以下に、日常点検や定期的な点検の項目についてご紹介しましょう。

日常点検

  • ブレーキ
  • タイヤ
  • バッテリー
  • エンジン
  • 灯火装置
  • 方向指示器
  • ドライブチェーン など

日常点検において、走行するのに必要なパーツが劣化していないかを確認します。エンジンオイルや冷却水などの汚れも点検して、交換時期を把握するようにしましょう。なお、以下は250cc超のバイクが行う12カ月点検の点検内容です。

  • 制動装置
  • 原動機
  • 走行装置
  • 動力伝達装置
  • かじ取り装置
  • 電気装置 など

レバーなどの遊びや液漏れ、パーツの摩耗具合を確認して、故障前に修理や交換を行うことが求められます。250cc以下のバイクでも、バイクショップで定期点検を受け付けています。12カ月点検の義務はなくても、安全に走行するためには、点検する必要があります。セルフ点検に自信がない場合は、バイクショップに点検依頼を出してみましょう。

まとめ

  • 250cc以下のバイクには車検や12カ月点検の取り決めはない
  • 250cc以下のバイクは車両が少ないなどの理由から車検がないと考えられる
  • 250cc以下のバイクでも定期的な点検をしなければトラブルのリスクが高まる
  • セルフ点検に自信がなくてもバイクショップで250cc以下のバイクを点検してくれる

本記事は、2018年8月31日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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