バイクのチャンバーの取り付け方法を解説!清掃方法や注意点も

2ストロークのバイクにとって非常に重要なパーツであるチャンバー。チャンバーの種類によってパワーアップしたりパワーバンドが変わったりするので、交換する価値のあるパーツです。
ここでは、「バイクのチャンバーの取り付け方法から清掃方法まで」をご紹介します。

バイクのチャンバーの取り付け方法

バイクにチャンバーを取り付ける手順は、以下の通りです。

  1. 元々ついているチャンバーを取り外す
  2. シリンダーの排気口に交換するチャンバーに付属するフランジを取り付ける
  3. フランジが取り付けられたらチャンバー本体をフランジに差し込み、スプリングで固定する
  4. チャンバーのボディにあるステーを車体のフレームにボルトで固定する
  5. チャンバー後端にサイレンサーをボルト(またはスプリング)で取り付ける

バイクのチャンバーを取り付ける際の注意点

バイクにチャンバーを取り付ける際の注意点として、フランジを固定するボルトを締め過ぎないようにしてください。排気漏れを嫌って力いっぱい締め込むのは厳禁です。ボルトがなめてしまった場合、最悪シリンダー交換が必要になります。

また、チャンバーは排気熱で非常に高温になるため、ボルト類が焼き付いてかじりやすいです。焼き付き防止にカッパーグリス(銅の粉が入ったグリス)をボルトに塗っておくと、次回の取り外しがスムーズになります。

バイクのチャンバーを取り付け後は定期的にメンテナンスをしよう!【清掃方法】

バイクのチャンバーを取り付け後は定期的にメンテナンスをしよう!【清掃方法】

2ストロークエンジンはオイルも一緒に燃焼させる都合、チャンバーにカーボンのススが溜まりやすいです。カーボンが溜まると排気の抜けが悪くなりパワーダウンしたり、最悪エンジンがかからなくなったりします。
そのため定期的にチャンバーを清掃する必要がありますが、その方法としてはカーボンを焼いて燃やし切ってしまうやり方が一般的です。

  1. ドラム缶や焼却炉にチャンバーを入れる
  2. 木材や紙くずを入れて火をつける
  3. 1時間程度燃やす
  4. チャンバーを取り出してゴムハンマーなどで叩き、残ったススを落とす

ドラム缶を用意することが難しかったり、住宅街で火を焚けなかったりする方は、チャンバーにパイプユニッシュを流し込んで1日置いておく方法もあります(汚れに応じて漬け込む時間は調整してください)。
なぜパイプユニッシュでチャンバーが清掃できるかというと、パイプユニッシュに含まれる水酸化ナトリウムにカーボンを溶かす働きがあるためです。焼くほどではないものの、ある程度カーボンを除去することは可能です。

それでもダメな場合は、2ストロークを扱うバイクショップに相談し、チャンバーを焼いてもらうことをおすすめします。

まとめ

  • バイクのチャンバーはフランジとステーで車体に取り付ける
  • チャンバーを取り付ける際はフランジのボルトをねじ切ってしまわないよう注意。かじり防止にカッパーグリスを塗ることも忘れずに行う
  • バイクのチャンバーは高温で焼くことで清掃可能。その他、パイプユニッシュを使う方法もある

本記事は、202019年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。