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バイクのハイスロの取り付け方法&メリットを紹介!

「ハイスロ」とはハイスロットルの略で、アクセルを閉めと開きの角度を小さくすることができます。スロットルのインナー径が大きいので、それに交換すればワイヤーの巻き取り量が多くなるという仕組みです。これによって、小さく回しただけですぐにアクセルが全開になるようになります。
今回はハイスロを取り付けるメリットや取り付け方法、それから取り付けの注意点についてご紹介していきます。

バイクのハイスロを取り付けるメリット

ハイスロを取り付けるということは、アクセルの開閉角度を小さくするということ。当然微妙なアクセル調整がやりにくくなってしまうわけですが、普段の走行でそこまで繊細なスピード調整が必要な場面はあまりありません。
そのため、全開まで回すのを少し楽にする方がメリットは大きいと言えます。特に中排気量程度のバイクの場合は大きくスロットルを回す場合、なかなか回しきれずに躊躇して加速がギクシャクしたものになってしまいがちです。
ハイスロに交換することで、「走る時は走る、停まる時は停まる!」としっかりメリハリを効かせた運転ができるようになります。普段いまいちスパッとした走行ができずにギクシャクしてしまう人におすすめです。
また高速道路などでしっかりとアクセルを回した状態で長時間走り続けていると、手首が疲れてしまうようなことがあります。そのような疲労を軽減できることも、ハイスロのメリットです。

バイクのハイスロの取り付け方法

バイクのハイスロの取り付け方法

通販サイトなどでは様々な車種にあった「ハイスロキット」が販売されています。もし自分の車種がない場合は、ノーマルのスロットルと「グリップ長」「ホルダー幅」が近い物を選びましょう。
取り付け方ですが、単にスロットルを交換すればよいだけではなく、バイクの車種によって方法が異なります。スロットルのサイズアップによる他のパーツとの接触、セルスイッチの付け替えなどといった加工が必要になる場合もあるため、自信がない人はディーラーなどに相談する方がよいでしょう。
基本的な流れとしては、まず「ノーマルスロットルの撤去」、そして「ハイスロの装着」となります。

ノーマルスロットルの取り外し:

スロットルボディ下のビスをはずして分解。アッパーカウルとハンドルバーエンドを取り外し、ブレーキスイッチの配線を取り外していきます。そしてハンドルとワイヤーを車体から引き抜けば、ノーマルスロットルを取り外せます。

ハイスロの装着:

取り付けに関しては、スロットルキットの説明書に詳しく書かれているのでそれに従いましょう。グリップをノーマルのインナーパイプから取り替えてスロットルケーブルを取り付けて行きます。
ワイヤーの引・戻の2本をホルダーに仮組みし、車体にスロットルボディを仮組みします。そして、ワイヤーの先端部分をスロットルパイプに取り付けていきます。ワイヤーのアジャスト部分で遊びを調整して、最後に各ボルトを本締めします。

バイクのハイスロを取り付ける際の注意点

バイクの走りに影響する箇所なので、ワイヤーの引き回しや接続などには十分注意が必要です。また、交換直後はかなりコントロールがシビアになることを踏まえ、慎重に運転しましょう。カウルを取り外す時は割れやすいことに注意してください。

まとめ

  • ハイスロを取り付けることで、スロットルを回す労力が軽減される
  • バイクのタイプなどによって、取り付け方は様々
  • カスタムレベルは高い。取扱説明書をよく読み、動画なども参考に

本記事は、2019年8月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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