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XR250/BAJA |
セルスターター搭載したMD30型
現行モデルの基本構成が完成した |
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1995 |
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スーパーXRのデビュー。角段面パイプをメインフレームの主要部分に採用。コンパクトにまとめ、かつスペースを有効に使うためにリヤフレームを分割化した。エンジンはRFVCタイプの空冷OHC4バルブを踏襲するが、キャブは従来のPDタイプから強制的にスロットルピストンを開けるシステムのCVタイプへ変更。セルモーターを装備し、エンジン始動の簡易性を向上させている。XR系伝統のデザインを持つメーターボディに多機能デジタルを搭載したのもこの年からだ |
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1996 |
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デビュー翌年、スーパーXRシリーズの変更で大きなものは、バハのみに施されたマイナーチェンジである。ボディマウントのライトフレームや、XLR時代から大型化されたライトの口径は(φ130→φ150)そのままながら、燃料タンクをそれまでのスーパーXRと同様であった9L入りから14L入りへと大型化。サスペンションストロークを若干減らし、低重心化も図られた。同時に大型化したタンクに合わせて、ヒップポイントの幅を拡大したシート形状となった。バハにはよりバハらしい特徴が与えられたわけだ |
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1997 |
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熟成を進めるXRシリーズが'97年に受けたマイナーチェンジは大きなものだった。外観こそメタリック調のグラフィックを採用した変更程度であるが、シャシーには大きく手が入っている。フレームの剛性バランスやサスペンションのストロークを変更、リヤスイングアーム長が12mm延長された。また、フロントアクスルシャフトも大径化され、これに伴いフロントフォークのアクスルホルダーも変更されている。これらにより安定感が増し、さらに乗りやすさに磨きをかけた。バハも同様の変更だ |
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1998 |
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'98は、XR/バハともにカラーリングの変更のみ。ちなみにこの年のホワイトとシルバー(XR)、シルバーとブルー(バハ)は'99年までそのまま引き継がれている |
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