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BIKE SUBCULTURE特集
オートバイとファッション
スピードを得る乗り物である以上、安全性との間で
つねに語られているテーマである
ここでは、その永遠のテーマについて考えてみる
時代とともに生まれる
バイカースタイル
オートバイを中心としたファッションとして誰もが思い浮かべる「モッズ」「ロッカーズ」「アメリカンバイカー」。しかしそれらの起源は古く、じつはバイクありきで生まれたファッションではない。そこには、当時の時代背景や経済が密接に絡み合い、そしてそこから弾け出てしまった新しい価値観が大きく影響している。要するに、カウンターカルチャーの存在だ。
オートバイ好きのボクらがオートバイカルチャーとして見ている3つのスタイルは、音楽好きから言わせればノーザンソウルやロカビリー、ロックの歴史であり、ファッション好きにとってはスーツやレザージャケット、デニムパンツなどアイテムの歴史ともいえる。
多種多様な考え方が存在する現在はカウンターカルチャー難産の時代だが、古いシステムが崩壊し始めたそれこそ50年代から70年代にかけては、数多くのカウンターカルチャーが生まれては消えていった。そこには必ず新しいファッションと音楽がセットで存在した。そして現在まで受け継がれるいくつかのカルチャーのなかに、高い確率でオートバイがリンクしているのである。ここ数年、ファッション界でオートバイテイストのアイテムが多くリリースされるのも、当時を経験した現オヤジや、その熱さを知ったフォロワーたちが仕掛けているのだ。
そうやって今の街中を見ると、ストリート系と呼ばれたバイク乗りたちやビッグスクーターブームがさまざまなユーザーのなかでどのように微発酵していくか大いに楽しみである。北米に目を向ければ、日本製スーパースポーツをギンギラギンにカスタムし、漢字入りのライダースジャケットに2サイズオーバーのデニムパンツを履き、iPodでヒップホップを聞きまくってる連中もいる。10年後20年後には、そのスタイルが「バイカーファッション」と呼ばれているかもしれないのだから。
文=河野正士
ロッカーズと並ぶ
イギリス初のモーターカルチャー
ヨーロッパで庶民の足として親しまれたベスパやランブレッタといったスチール製スクーター。それはイギリスでも同じだった。その後、高度成長期にクルマが普及すると、クルマにシフトしたジュニア世代たちが納屋に眠っていたスクーターをベースにオリジナルのカスタムを施し、さらにタイトなスーツやミリタリーアイテムをアレンジしたスタイルを構築。それがモッズの始まりとされる。その小さな波は次第に広がり、イギリス全土はもちろん、今では世界中に多くのモッズ・コミュニティが存在し、イベントやミーティングが頻繁に開催されている。彼ら&彼女らが愛するベスパ&ランブレッタは、軍事産業に携わっていたイタリアンメーカーが戦後新たな事業としてスタートし、両社はつねにライバル関係にあった。庶民の足として浸透したスクーターだったが、レースや最高速チャレンジで技術力を高め、専用車両も数多く開発された。1951年にランブレッタは125ccの排気量で201km/hを記録した。
ビッグスクーターが2輪市場の勢力図を大きく変えた日本でも、モッズカルチャーに注目し続ける雑誌がある。このモンドスクートだ。
写真:山田アツシ
スタイリング:石川瑞生(ポイズン・エディターズ)
ヘア:小河原利彦
モデル:サイモン、杉山愛
ランブレッタ車両協力:SUE(The Action!)
協力:ポイズン・エディターズ
(『モンド・スクート!』vol.3より)
TEL 03-5300-0785
http://www.poizun-editors.com/
©2006 ACE CAFE LONDON. All rights reserved 協力:マックスバズ
http://www.max-buzz.com/
スピードを求めた若者たちが
生み出した究極のスピリッツ
モッズと同じく、イギリス労働者階級の親を持つジュニア世代によって作り上げられたモーターカルチャー。アメリカ映画「乱暴者/THE WILD ONE」で描かれた、反体制の若者の姿に感銘を受けたイギリスの若者が、その主人公役のマーロン・ブランドのスタイルを真似たことからロッカーズのスタイルが作り上げられていく。オートバイはノートンやトライアンフ、BSAなど当時世界最高の技術力を誇っていたイギリス製。ノーマルで乗ることに飽きたらず、レーサーを真似たクリップオンハンドルやバックステップ、エンジンチューンやエンジンとフレームのスワッピングなども行っていた。そして自慢のマシンで公道レースを行い事故が多発。大きな社会問題にもなった。また自ら組み上げた自慢のマシンで深夜営業のコーヒーショップに集まり、窓越しにマシンを見ながらオートバイ談義に花を咲かせたことから、当時のレーサー風にカスタムしたスタイルを「カフェレーサー」と呼ぶようになったのである。
カフェレーサーが集まる人気のカフェとして知られるのが「エースカフェ」だ。'69年に閉店したが復活。現在も多くのバイク乗りたちが集まっている。
ノートン製ダブルクレードルフレームに、トライアンフ製バーチカルツインエンジンを搭載したトライトンは、カフェレーサースタイルの王道といえる。
写真=伊勢 悟
アメリカが生んだ
アメリカンスタイル
デニムパンツにレザージャケット。背中にはチームのワッペンという、バイクに乗らない人でも思い浮かべることができるスタイル。元をただせば、映画「乱暴者/THE WILD ONE」で描かれたバイカーたちだ。映画解説では「暴走族」とされているが、日本でイメージされる暴走族とは違い、当時衰退していったアメリカ経済や第二次大戦後も終わることのない連続する戦争など、複雑な社会情勢から生まれたカルチャーといえる。後に生まれるヒッピーカルチャーやロックミュージックとも大きく関わってくることも興味深い。冒頭でも述べたステレオタイプなバイカースタイルとは、当時アメリカ社会を騒がせていたバイカーチームの影響が大きく、現在はそのエッセンスのみを抽出。完全にファッションスタイルとして成立してしまっている(いくつかのチームは現在でも活動している)。毎年8月にアメリカ・サウスダコタ州スタージスで行われるバイクウィークには、約30万人のバイカーたちが集結する。
ジャケットやベストの背中に背負っているのは、チームを表すマーク。大きなチームになれば簡単に入会することができないほど。
写真に写る彼らはファッションではなく、必然から生まれたスタイルとしてデニムやTシャツ、レザージャケットを愛用する。彼らこそ本物のバイカーなのだ。
写真=中尾省吾
北米で人気!スーパースポーツの
ストリート系に注目!
タイトルには「ウォンウォンバイク」とつけたが、これをなんと表現していいかまだわからない。しかしここ最近のアメリカでは非常に人気のあるスタイルだ。具体的には、オートバイは日本製のスーパースポーツ。エンジンチューニングはもちろん、ドラッグレース的な足回り車両も存在する。そして車体を派手にペイントし、ちょっと大きめのライディングジャケットにゆったりとしたパンツを愛用。これにスニーカーやライディングブーツを合わせたりする。日本人的には?と思ってしまうが、クールといわれるヒップホップミュージシャンはミュージッククリップに、大径ホイールを履いたSUVやVIPカーとともにこんなバイク&ライダーを数多く登場させ、アクションライディングを披露しているのだ。しかもこの勢いは音楽業界だけじゃなく、一般ユーザーにも飛び火しているようだ。昨年のデイトナバイクウィークのメインストリートを埋め尽くしたのは、この手のスーパースポーツばかりだったという。
隼をベースにしたロングスイングアームスタイル。メッキホイールや派手なグラフィックも定番。ライダーのラフなスタイルにも注目だ。
スーパースポーツ乗りとは思えないラフでイージーなスタイル。ライディングジャケットも全体的にゆったりとしたシルエットが特徴。漢字を使うのも人気だ。
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