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'05ニューの気になるトコロ とことんインプレッション
待望の高速道路タンデムが解禁され、これまでと違ったバイクライフを
堪能しているライダーたちを多く見かけるようになった。そこで、250&400を
ラインアップするグランドマジェスティでスクーターの高速タンデムの実力を検証した
ゆとりをもたらす400 マイルドな操作性の250
排気量の違いこそあれ、まるで一卵性双生児のように瓜ふたつの外見を持つ250と400のグランドマジェスティ。だが、その乗り味に違いを見いだすことができた。
高速道路走行時にライダーがバイクに求めるのはやはりエンジン出力だろう。なぜなら、追い越しや車線変更が繰り返される高速道路走行において、出力に余裕のあるバイクはメリハリのある走行を実現し、大きな安心感を与えてくれるからだ。
グランドマジェスティの最高出力は250が24馬力、400が33馬力。数字だけを見ると大きな差ではないが、このわずかな差は異なるシチュエーションを走ることによって違いを感じとることができた。
たとえば、平坦な道路ではそれぞれが遜色なく加速していくのだが、登り勾配からの追い越し加速では明らかに250の出遅れ感が否めない。とりわけ、高低差の大きい首都圏の高速道路ジャンクションなどを考慮すると、出力に優る400にゆとりを感じられる結果となった。
とはいえ、必ずしも250が劣性というわけではない。400に比べて出力がわずかに控えめであることからスロットルのオンオフを行った際に生じる加速Gが小さく、タンデム特有のギクシャクした動き(ライダーとパッセンジャーのヘルメットがぶつかるなど)を感じられなかったのである。つまり、250はパッセンジャーに対して優しい走行ができるというわけだ。
250&400ともに総合性能の高いグランドマジェスティに甲乙を付けるのは難しいが、キビキビとした高速クルージングを楽しみたいのなら400、マイペースで走りたいのなら250という結論に至る。
座り心地は◎ ホールド感は△
高速タンデム走行時においてパッセンジャーがもっとも重要視するのは居住性にほかならない。なぜなら、信号待ちなどで息抜きができるストリートと違って、航続距離が長くなる高速道路ではパッセンジャーの自由度は限られてしまうからだ。
250&400ともに全長・全幅・全高などのサイズ的なスペックが同じというグランドマジェスティ。当然のことながら、パッセンジャーシートの形状も同じである。そのシートはスクーター特有の大きめサイズで、クッションもロングツーリング時でも疲れを感じさせないほど座り心地はかなり良い。
そのいっぽうで、サイドカウルの形状がステップに足を乗せようとするとスネに当たってしまい、カカトしかステップに乗せられない状況だ。つまり、パッセンジャーの踏ん張るところがなく、とくにブレーキング時の不安を煽ることになる。これはステップがサイドカウルと一体となっているためで、バータイプならば問題にならなかったはず。
また、掴まりにくいグラブバーも評価を落とした要因のひとつだ。
SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高:2230×780×1380(mm)
シート高:750mm
ホイールベース:1565mm
乾燥重量:203kg
エンジン:水冷4サイクルDOHC4バルブ単気筒
ボア×ストローク:83.0×73.0(mm)
総排気量/圧縮比:394cc/10.6
最高出力:33ps/7250rpm
最大トルク:3.5kg-m/6000rpm
燃料タンク容量:14L
燃料供給:電子制御燃料噴射
ミッション:Vベルト式無段変速
ブレーキF:油圧式ダブルディスク
ブレーキR:油圧式ディスク
タイヤサイズF:120/80-14
タイヤサイズR:150/70-13
ボディカラー:ブルー、ブラック、シルバー
メーカー希望小売価格:66万1500円
SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高:2230×780×1380(mm)
シート高:750mm
ホイールベース:1565mm
乾燥重量:194kg
エンジン:水冷4サイクルDOHC4バルブ単気筒
ボア×ストローク:66.0×73.0(mm)
総排気量/圧縮比:249cc/10.8
最高出力:24ps/7500rpm
最大トルク:2.5kg-m/6500rpm
燃料タンク容量:14L
燃料供給:電子制御燃料噴射
ミッション:Vベルト式無段変速
ブレーキF:油圧式シングルディスク
ブレーキR:油圧式ディスク
タイヤサイズF:120/80-14
タイヤサイズR:150/70-13
ボディカラー:ブルー、レッド、ブラック、ホワイト
メーカー希望小売価格:58万6950円
メカニズム比較
250&400ともにシンプルな2連メーターを採用しているが、250は160km/h、400は180km/hまで速度表示がある。。
排気量がスケールアップされたことによる出力向上を考慮して、400のフロントブレーキにはダブルディスクが採用されている。
相違点の少ない250と400をひと目で見分けるには、サイドカウルにあしらわれた「400」の文字が入ったエンブレムを見ることだ。
フロントブレーキやエンブレム以外の外観における相違点は、250cc以上の車両に必ず設けられるナンバープレートの緑枠。
400にのみ、リヤサスペンション上部にダストカバーが付いている。また、外観は同じながら、マフラーもそれぞれ専用部品だ。
インプレション比較
ついに登場した400。目指したのは走りの楽しさだ!
250の登場から約1年、それまで欧州で親しまれていたグランドマジェスティの400が、ついに日本にもデリバリーされた。250の兄貴分であるとはいえ、排気量のアップ、フロントにダブルディスクが採用された以外、基本スペックはほぼ同じ仕様である。とはいえ、高速道路の2人乗りが解禁された今日の状況を考えると、スケールアップしたエンジンは操るすべてのライダーに走りの楽しさをもたらしてくれること請け合いだ。
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