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千変万化の並列ツイン、その奥深さに迫る!
360°ヒストリー 歴史を生み出してきた並列ツインの基本形
 60年代、スポーツバイクとして高性能を誇っていたトライアンフは、代表的モデルのパワーユニットにバーチカルツインを搭載していた。360度クランクの基本的なシステムを採用していたが、豊かな中低速トルクと伸びのよい高回転特性を発揮し、多くのライダーを魅了した。マルチエンジンの登場によって徐々に衰退していったが、独特の振動と躍動感あふれるパワーフィーリングは、バイクの魅力を十分にアピールした。
 いっぽう日本国内でも、W1が同様のバーチカルツインを採用していた。650ccの大排気量もあって人気だった。さらにヤマハは、スタイリッシュなボディに空冷並列2気筒を搭載したXSー1を登場させ、マルチエンジンに対抗した。
TRIUMPH 3TA Twenty-one
TRIUMPH 3TA Twenty-one
リヤフェンダーの造形が特徴的な初代スモールツイン、3TAは1957年に登場した。「21」というサブネームは、350ccの排気量が21キュービックインチであることに由来している
TRIUMPH TIGER90
TRIUMPH TIGER90
普通二輪免許で乗ることができる(350cc)ということもあり、中古車も引く手あまたのオールドトライアンフ。ブリティッシュカスタムの手本となるスタイリングも人気の理由
TRIUMPH T100S/S
TRIUMPH T100S/S
1961年に派生モデルとして加わったT100S/Sは、スポーツチューンが施されたスペシャルモデル。500ccエンジンに専用のカムシャフトとハイコンプピストンなどが組まれていた
TRIUMPH thunderbird 600
TRIUMPH thunderbird 600
1982年のサンダーバード600。大きくアップしたハンドルに肉厚のあるシート、そして極太リヤタイヤが特徴的な装備だ。80年代初頭のいわゆるアメリカン路線のスタイル
YAMAHA XS-1
YAMAHA XS-1
創業以来、一貫して2ストのみを手がけてきたヤマハが1970年にリリースした初の4ストモデル。650ccの排気量から53馬力を発揮。「ペケエス」というニックネームで親しまれた
KAWASAKI Z400
KAWASAKI Z400
RS400の後継車として76年にデビュー。空冷ユニットにはバランサーが内蔵され、スムーズかつトルクフルな特性だった。78年にスタイルを一新するモデルチェンジを受けた
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