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もうすぐはじまる! 高速道路タンデム解禁&AT限定免許スタート
ATの楽しみ その2 カスタムでイメチェン!
まずはここから……withムーンアイズ
とくに250ccクラスのビッグスクーターが
格好のカスタムベースであるのはご承知のとおり
ここでは“初めの一歩”としてもオススメのワンポイントを紹介しよう
一気にアメリカンな空気感を演出してくれる、ムーンアイズだ!
ナンバープレートで化ける!
 来年、AT免許が施行されたら、「便利でラクチン」を旗印に今にも増して街にビッグスクーターが増殖するはず。そこで、ハッピー・ビッグスクーターライフをグーバイクもバックアップしたいと、こんな企画を考えました!
 各部のリプレイスで大胆カスタムへの序曲としてもよし、自分だけの個性を表す、簡単・的確コスメとしても活用できるピンポイントカスタムとしてもよしの裏技。
 そんなわがままな相談に乗ってくれたのが、横浜の本牧にある「ムーンアイズエリア1」の永井大輔店長。さっそくフォルツァを走らせて、お店の門をたたいたのである。
 永井さんは「ミラーもカスタムとしては欠かせない部分ですが、これからのイチオシは、ライセンスプレートホルダー。これ、アメリカのクルマ、バイクにはポピュラーなドレスアップパーツで、ディーラーの名前やインパクトのあるメッセージを記載したものもあって、じつにかっこいいワケです。126cc以上のバイク用にムーンアイズでオリジナルで製作したもので、フレームの上下にお好きなメッセージをお入れすることもできるんです」
 20字以内の文字を入れて黒樹脂ベースで、1575円。さっそくグーバイクも作ってみました。なんだか、アチラの風、吹いているでしょ!?
永井大輔店長がライセンスプレートホルダーについていろいろと教えてくれた。スクーター系には注目のアイテムで、カスタムチームがオーダーを受けた、なんてお話も 英語の大文字、小文字、ひらがな、カタカナなど、所定の書体で最大20文字までなら、その場でコンピューターで製作してくれる。混雑時でもないかぎり20分ほどでできあがる もし、20字や所定の文字では収まらない、という場合、20枚単位からオーダーも可能。その場合、文字はプリント処理になる。今回、取り付けもお願いしました そして、ナンバープレートボルトをムーンのCIでもある黄色に目玉のマークの入ったものに交換! こちらは1260円。他に黒地もあり。また、アイアンクロスも同価格で発売中
ピンストライプを入れる!
 次にひかえるのが、バックオーダーが絶えないほどの人気メニュー、ピンストライプである。このピンストライプは、カスタムカルチャーのなかで、ヴォン・ドッジやエド・ロスというアーティストたちが、大好きな車やバイクに施した芸術のひとつでもある。細い線が幾重にも重なることで、2次元的な面に描かれたモノが、まるで3次元的空間に浮かび上がったようにも見える生命感が魅力。
 ムーンアイズエリア1で、永井店長はピンストライパー石井孝洋さんを紹介してくれた。石井さんの作品は、エリア1の至るところで目にすることができる。もともと看板屋出身、と語る石井さんは、15年ほど前、趣味のカスタムカーをムーンアイズのショーに出展したことがキッカケで、この世界に足を踏み入れることになった。
 そして、エド・ロスが来日したとき、デモンストレーションで目にしたピンストライプの世界に感化され、ユタの片田舎までエド・ロスを追いかけて直伝を請うた、というほどの筋金入りの人なのである!
 それだけに、今回、フォルツァのフロントフェンダーに描き始めるやいなや、わずか10分ほどで完成させるまで、迷い筆はいっさいなし。目の前で広がるその神々しいまでの技を見ることも含めて要注目なのである!

ピンストは完全予約制です

ピンストライプの特徴はスクーターのボディはもちろん、ヘルメットなどさまざまなものに描くことができる点だ。エリア1のウインドウやカフェの看板にも描かれている。珍しい例では革ジャン、Gパンにも施したことがあるそうだ。オールペンと違って足付けなどの下準備がいらず、短時間に仕上げられるのも嬉しい。しかし、現在、3ヶ月近いバックオーダーが入るほど、石井さんのピンストライプを待つ人が多い。模様や色は実際にあって相談する中から石井さんが感じ取ったものを描く事が多いそうだ。もちろん、こうして、といいうオーダーも可能。予約はSTUDIO(TEL 045-242-9008)まで。
フェンダーの中心にダーマトグラフで基線を引いた石井さん。あとはフリーハンドでストライプを描き始めた。ペイントはピンスト専用の塗料。今回は水色とブルーが使われた 一本の線が描かれるたびにその技に驚く。こうして幅の広いフェンダーにピンストが作る世界が広がってゆく。この状態まで、いっさいの下絵なしに石井さんは一気に描き続ける そして完成した水色とブルーの作品がこれ。作品の下に書かれた作者の名前とMOONEYESの文字までもちろん、手書き。ここまでホンの10分程度。お値段は5000円だ フェンダーの先端だけでもだいぶフォルツァの空気感は変わった。ワンポイントで5000円。ボディ全体でもデザインにもよるが、5〜10万円ほどあれば十分だという
ムーンアイズエリア1
アメリカンカスタムの定番が詰まったショップ
 ムーンアイズといえば本場アメリカのカスタムアクセサリーを販売し、ハードとソフト面でアメリカンカスタムのハートを紹介するショップとしておなじみだ。四輪のイメージが強いが、店内にはバイクに転用できそうなアイテムもたくさんある。もちろん、ハードウエアだけでなく、アパレル、小物類も充実しているから、可燃性の物欲を持っている人にはたまらない楽園だ。
 このかっこいいパーツをどうやってバイクに付けようか?と、カスタム魂にだって火をつける。今回紹介したピンストライプなどの施行を含め、取り付けなども相談に乗ってくれるので安心。
 また、エド・ロスが生みの親でもあるラット・フィンクのアイテムも多く、ウインドウショッピングだけでも相当に楽しめる。また、エリア1には、アメリカのダイナー、もしくはハンバーガーレストランスタイルのムーンカフェが併設されているので、横浜方面を走りに行きながらレストポイントとしてもオススメなのである。
MOONEYES AREA-1 TEL 045-623-5959/
MOON Cafe TEL 045-623-3960 神奈川県横浜市本牧宮原2-10
お店は小物類やアパレル関係を並べる1階のフロアと、アクセサリーやスピードイクイップメント関係が並ぶ2階とに大別できる。アメリカの大人気レース、NASCARのクルマが張っているロゴステッカー類も数多くある 右はアイアンクロスのミラー。デザインがデザインだけに視認性は推してしるべし。左のミラーは四輪用だがアイディア次第で活用できそうな一品。LEDのウインカー内蔵で、その名もLED TURBOだ。2625円
本牧通り沿いにあるムーンアイズエリア1。その店舗の入り口のわきにグラスエリアの大きなムーンカフェがある。黄色いシートのボックス席とカウンターのコンパクトなレストランながら、アメリカムードはかなり高い