それは小さな一歩でも
50ccの可能性は無限大
新しい生活、新しい季節。春はいつも暮らしに鮮度のよい空気を吹き込んでくれる。そんな変化を機に、新しい移動手段としてスクーターを物色している人は少なくないのではないだろうか。
時間に縛られることなく、気分次第で出掛けられる自由さ。いつもと違う道を通ることで、新しい発見がある面白さ。走る場所や時間で香りや温度の変化を敏感に感じながら走る刺激。そして操ることの新鮮さ。これらは、超高性能スポーツバイクでも原付スクーターでも、2輪に標準装備された大きな楽しさである。
しかしスクーターにはスポーツバイクですら、足下にも及ばないアドバンテージがある。利便性だ。250クラスの人気の裏側に簡単便利があることは間違いない。そればかりか、買い物に散歩気分で出掛ければ、近所が最高のツーリング先になってしまう。軽く、小さな原付スクーターならなおさらだ。つまり、日常密着型移動手段、それがスクーターなのだ。
最近の原油価格高騰に端を発するガソリン価格の高騰や、CO2削減が叫ばれる時代のモビリティとして考えれば、小排気量のスクーターたちはまさに宝の山でもある。暮らしのトレンドが気になるあなたの最高のアクセサリー。1人あるいは2人乗りのセカンドカー選びをする感覚を封入しても面白い結果が出ることになるだろう。 |