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Under125
GILERA  Runner VX125 RST GILERA  Runner VX125 RST
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小粋に街なかを流せる
ファッション性が最大の魅力
GILERA  Runner VX125 RST
 メーカーにこのクラスについて話を聞くと……。自宅から駅まで、朝晩の通勤・通学のための俊敏な足、二段階右折や30km/h制限からの解放。アンリミテッド原付としての役割が主、という。だから、燃費がよくて価格が安く、ヘルメットを収納できるスペースがあれば機能は万全。セル一発で春夏秋冬、朝晩の大役を果たせば問題ないとのことだ。いわゆるバイク好きとは違い、大型スポーツモデルと併用、あるいは移行する例は希だとも付け加えてくれた。
 実際に、ロープライスな125のスクーターに乗ってみると、ファンな部分や大事にしたいなぁ、というような気持ちより、「価格ありき」というニオイをプンプンと感じてしまう。
 もったいない。
 たしかに価格でいえば、イタスクはそうした需要に太刀打ちできないし、ココまでかっこいいと、駅の駐輪場に毎日置き去りにするのが心配で仕方ない。でも、イタスクで毎日、通学や通勤できれば、ボクならもっと遠くの駅まで行くか、駅までの往復を自転車にして、こいつはガレージに大切にしまって、休日にちょっと遠乗りをして楽しみたい。シートが高いイタリア流に慣れれば、バイクが持つおもしろさがもっとわかる。ブレーキもサスペンションも、エンジンの加速感も、人に操縦するコトの楽しさを伝えてくれるものだ。意外とどっしりとしたハンドリングを持ち、安定感ある足まわりが醸し出すコーナリングは、125という排気量から連想する頼りなさがない。もちろん、これならデートマシンにも最適。チェッカー柄のカラーだって素敵だ。
SPECIFICATIONS
エンジン:液冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
総排気量:124cc
ボア×ストローク:57×48.6mm
最高出力:10.7Kw/9750rpm
最大トルク:11.7Nm/8000rpm
全長×全幅×全高:1840×750×--- mm
シート高:815mm
乾燥重量:138kg
燃料タンク:8.7L
燃費:--- km/L(60km/h定地走行)
タイヤ:F120/70-14 R140/60-13
価格:44万8000円
ピアジオ製のリーダーエンジンは水冷4サイクルOHC4バルブヘッド。CVTとのマッチングで高い回転まで伸び、小排気量らしく小気味よい加速を楽しめる。 GILERA  Runner VX125 RST
イタリアンらしいお洒落なデザインだ。ヘッドライトはLOビームが右側、HIビームでは左側のみが点灯する。 GILERA  Runner VX125 RST
大型のタコメーターを中心に、デジタルは速度計、燃料計、水温計、時計を表示。ピアジオでスポーツランドたるジレラのランナーらしいデザインだ。 GILERA  Runner VX125 RST
2人分のヘルメットやハードバッグなどは入らないが、ヘルメットひとつ、あるいは小物を収めるには十分なサイズのラゲッジスペースを持っている。 GILERA  Runner VX125 RST
タンデムステップは折り畳み式となるランナー。ライダーの足下に見える開閉式ルーバーからは、ラジエターの熱を排出。冬には足下を暖めてくれる。 GILERA  Runner VX125 RST
足下は2段階になったステップが特徴。足の置き場に自由度は少ないが走るのに支障なし。中央に見えるのはタンクキャップ。エアロプレーン式だ。 GILERA  Runner VX125 RST
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