2018/09/29 14:56:44 更新ロイヤルエンフィールド BULLET350 車検整備でのプライマリーオイル交換ロイヤルエンフィールド ブリット350
今回は知り合いのカーショップからの紹介で「ロイヤルエンフィールド BLLET350」の車検整備をさせて頂きました。 入庫当時に長期不動車だった為、職場まで引き取りに行った際にオーナーの方にお話を伺うと、特殊な輸入車という理由で他のショップでは断られて困っていたそうです。 当店は他店やネットオークション等で購入のオートバイの車検点検・修理も大歓迎!お気軽にご相談ください! さて入庫したバイクですが、キャブレーターの洗浄やバッテリーの交換を行い無事にエンジン始動も完了。 劣化していた前輪やその他ゴム類の交換、エンジンオイル等の交換を行いました。 今回はプライマリーオイルの交換を紹介いたします。
今回の車両は軍用車のようなカーキのボディ。 とてもカッコイイバイクです。

今回交換するプライマリーオイルはこの中に封入されています。 通常のバイクではエンジンオイルとミッションオイル等は共用されていることが多く、オイルも一種類の交換でOKなのですが、ロイヤルエンフィールドの場合、別々の部屋に分かれている為、一つ一つオイルを交換する必要があります。この中にはクラッチやチェーンなどが入っていてその潤滑の為のオイルが入っています。 エンジンオイルとは違う粘度が指定されています。

交換方法はとてもシンプル。通常のエンジンオイルのようなドレンボルトもありません。 センターのボルトを緩めてカバーを外すことで、中のオイルを排出します。 この時注意をしないといけないのは、固着しているからといってケースをハンマーなどで強く叩かないこと。 このケースが変形してしまうと、密閉が悪くなりオイル漏れの原因に繋がります。 固定のボルトを取り付ける際もナメないように気を付けます。最初は手締めが基本です。


しっかりと規定トルクでボルトを締め付け、上部のフィラーボルトからオイルを規定量注入します。 その後、チェックボルトを緩めて規定値に収まっているか確認して終了です。
対象車両情報
- メーカー・ブランド
- その他(ロイヤルエンフィールド)
- 車種
- ブリット350
作業時間目安
30分