2020/05/16 19:42:12 更新アドレスV125 アクセル全開で息継ぎ 吹けないスズキ アドレスV125
作業実施日 2020/05/16
アドレスV125で時々発生するアクセル全開時の息継ぎ現象。 症状は全開時に限り、途中から吹けなくなる。感覚的には走行中にスイッチをオフにしたような感じです。 アドレスでこれに似た症状はレギュレーターの故障による過電圧や、ピックアップコイル故障によるエンストがあるのですが、今回の症状はエンストまでは行かず、全開時のみの発症。レギュレーターの故障では全開時じゃなくても発生し、ピックアップコイルの場合は完全にエンジンがストップして冷えるまでは再始動不可となります。


いきなりの故障箇所の画像ですが、スロットルボディに装着されているスロットルポジションセンサーです。 文字通りスロットルがどれくらい開いているかを計量するセンサーですが、こちらの調整不良により、全開位置の検出が上手くいってなかったために症状が出ておりました。 アドレスに限らず多くのFI車では各種センサーからのフィードバックを元にインジェクターへ送る信号の長さを決定しています。 その為一つのセンサーに不具合が出るとバランスが崩れてしまい、エンジンが不調に陥ってしまいます。
対象車両情報
作業時間目安
30分