2020/02/03 09:20:35 更新アドレスV125G いろいろ修理 エンジンの部 さらなる試練・・スズキ アドレスV125G
駆動系修理からの〜 試乗チェックのはずが、エンジンかからず・・・ 電極摩耗とカーボンまみれのスパークプラグと、念のためエンジンオイルも交換でかろうじて始動も、 マフラーから白い煙とオイル臭・・ なんとか走行してみるも、100mほど走ったところで停止(^^; 結局お客様に確認後次のステージへw


かなりの過走行車ゆえ、状況からしてピストンリングの摩耗かなと、 ちゃちゃっと分離、ヘッドを外してゆきます


あれ?ピストンきれい・・?? リングもそこまでへたってるようには見えないけど・・

こっちか! まさかのシリンダーのメッキ剥離 ( ゚Д゚) 一体何万キロ走ってるのか? 焼き付きでもなく、純粋な摩耗でメッキがなくなる日が来るとは(笑) お客様の了解を得て新品シリンダー投入です!



もちろんピストンリングも交換、組み上げて車体とドッキング(^^) さて、今度こそ試乗にと思ったら〜 エンジンかからず(泣) たまにかかっても、すぐストールしてしまう状態・・ いやいやエンジン完璧だし、FIエラー出てないし・・ 在庫車からセンサーやら燃料ポンプやら付替えても変化無し・・ 点火OK、燃料OK、圧縮OK、3大要素全て問題ないのに(TT) そのうちふと、マフラーからの排気圧が無いのに気づき、まさかと思い・・

倉庫のノーマルマフラー引っ張り出して装着、 嘘のようにエンジン始動!バンバンふけるw まさかのマフラー詰まり(◎_◎;) 4ストなのに・・ ともあれようやく試乗できました(笑) 絶好調!

恐らく、シリンダー摩耗によるオイル上がり状態で使い続けたため、 マフラー内に大量のカーボンが堆積していたためと思われ・・ 4ストでそんなのバイク便でも聞いたことない(笑) そもそも今までどうやって走っていたのか? お客様曰く、徐々にスピードが出にくくなっていたとは言ってましたが・・ 追加でこの中古マフラーはお買い上げいただきましたw いや〜世界はまだまだ不思議で満ちている(@_@)