2019/09/20 15:09:14 更新TL1000R スロボ洗浄 ブレーキオーバーホールスズキ TL1000R
車検入庫のTL1000R、なかなか癖の強い車両ですが、乗り手もそれなりに手練れですので(笑) 車検毎にきっちり整備しています。




走行距離も増えてきたので、点検がてらスロットルボディも外して洗浄します。 車検整備の基本メニューではありませんが、走行距離が多い車両であれば、こういった機会に作業するのがオススメです(^^)

フロントブレーキのタッチが悪くなっていましたので、キャリパーをオーバーホール。 ・・・と、おもったらボルトが固着してキャリパーが分解できません(汗) ほどなくボルトの頭はなめてズルズルになりましたが、ピクリとも回りません・・・ キャリパー本体に傷をつけないように、ボルトを抜き去ります。

幸い他の3本は問題なく緩んでいるため、回らないボルトの頭を飛ばしてしまえばキャリパーは分解可能です。 ボルトの中心にドリルを入れ皮一枚だけ残し、キャリパー本体を傷つけることなく頭の部分だけを取り除きます。

ボルト全体がかなりさび付いていますが、これだけ露出していれば、外すのは簡単です(^^)


スリーブを清掃後、ピストンシールを新品に換えパッドも交換。 ヘコヘコになってたタッチもしっかり手応えが戻ってきました! 併せて、フロントフォークもオーバーホールしましたので、見違えるような走り(^^) 大型のスポーツタイプは、こういったところにもしっかり手を入れて乗ってもらいたいですね!
対象車両情報
作業時間目安
5時間