2019/09/02 20:49:30 更新CB1000SF(SC30) キャブレータ簡易清掃ホンダ CB1000Super Four
車検&メンテナンスでお預かりしたCB1000SF通称“ビッグ1” オーナーさんより低回転走行時にひっかりがあるので見ておいてほしいと依頼を受けました。 さっそく試走してみたところ、アイドリングから少し開けたあたり(回転数にして1600〜2000回転あたり)で少しもたつく感じがあります。 パイロット系が作用する回転数です。 言われなければ…という程度の症状ですので、がっつりキャブをオーバーホールするのも費用的にもったいないと判断し簡易清掃で済ませる事にしました。
さっそく作業開始! 油脂類の交換も依頼されていますので、まずはエンジンオイルを抜きながら患車さんをオペをします。
道具を駆使しながらキャブを降ろすことなく下部を分解! この状態でメインジェット、ジェットブロック、パイロットジェット、パイロットスクリュー、フロートとニードルバルブを外すことが出来ました。 慎重に作業を進めんと、エンジンブロックやクランクの隙間に細かいパーツを落としたらアウトです。
♯3については、セルモーターを外した方が楽ですね。 一番苦労したのは♯2のフロート室でした(^_^;) ダイナモが邪魔でなかなか手が入らず・・!
♯4に関しては、♯1と同じ条件に思いましたが、ワイヤーやハーネスが邪魔をしてきて・・平常心を失うところでした。。
キャブ本体を降ろすとなると作業の効率と傷防止を考えてサブフレームも外すことになるのですが、今回の底からの作業だと外すまでもなかったです。 とにかく、コンセプトは「楽して工賃を浮かせる」ことですので(笑)
ずいぶんと途中経過を省いた報告となっておりますが(^^ゞ 1時間ちょいで4発とも清掃することができました! アイドリングのキレの良さも施工前とはまるで違っております。 ここで施工後の試運転を行ってみましたが… 低回転のひっかかりも消えており、アイドリングも始終安定しており! 回転の上がり方がスムースで、とても乗りやすくなっていました(^-^)! やった甲斐がありましたね! キャブレータがいかに繊細なパーツであるかがよく解ったと思います。 明日は仕上げに「同調合わせ」をしたいと思います。 注)車種によってはこのような作業が出来ないこともあります。
費用
項目 | 数量 | 単価(円) | 金額(円) | 消費税 | 区分 |
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キャブレータ簡易清掃 | 4 | 1,500 | 6,000 | 課税 |
課税-小計(①) | 6,000円 |
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消費税(②) | 480円 |
税込み-小計(③) | 0円 |
消費税 | 0円 |
非課税-小計(④) | 0円 |
値引き(⑤) | 0円 |
総額(消費税込)(①+②+③+④+⑤) | 6,480円 |
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対象車両情報
- メーカー・ブランド
- ホンダ
作業時間目安
1時間20分