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変幻自在のストリートスタイル
変幻自在のストリートスタイル
カスタムも楽しみつつ、
ゆとりある走りも満喫
 90年代以降、カジュアルなファッションでも付き合えるストリート系モデルの人気が続いている。いかにもライダーです、という出で立ちではなく、ラフな普段着でも似合うバイクは、デイリーユースにはもちろん、ファッションとバイク、その両方をひっくるめて世界観を楽しむという新たな価値も生み出した。
 SRに代表されるストリートバイクはカスタムパーツも豊富だから、個性も出しやすいし、バイクとしても構造がシンプルなので信頼性も高い。そうした理由から、トレンドに合わせてスタイルを変えながら長く乗り続けるライダーも多いのだ。
400史上最高のカスタムベース

新車価格:57万7500円
平均中古価格:35.8万円
初代登場は1978年という長寿モデル。生産年数が長いだけあって中古の程度はそれこそピンキリだが、がっつりカスタムを楽しむなら格安車で冒険するのもアリ。

作り込みの本気度はピカイチ!
平均中古価格:25.7万円
アメリカンモデル、サベージの単気筒エンジンをオーソドックスな車体に積んだモデル。アルミH型リム、ダブルパネルのドラムブレーキなど超本格的な作り込みが魅力だ。
スズキ テンプター
まだまだ良質なタマ多数
平均中古価格:52.4万円
W650のエンジンをスケールダウンしたモデル。エンジン以外は基本的にはほぼ同じと考えて良い。空冷ツインの美しさを生かしてカスタムするのが◎。
カワサキ W400
自由度無限大。カスタムベースに
  思いっきりカスタムを楽しむなら250クラスのバイクは超オススメだ。理由はもちろん車検がないから。上位クラスでは、ハンドル交換など車体寸法の変わるカスタムを行うだけでも構造変更申請が必要となるし、マフラーや灯火類の変更でもそれなりに気を遣う必要がある。
 その点、250クラスなら、法の範囲内であれば改造申請など気にすることなく、自分の思うままにカスタムを楽しめる。また、車体構成やエンジンもシンプルなのでメンテナンスやDIYカスタムの勉強にもピッタリ。1台であらゆる楽しみ方ができるのが一番の魅力と言える。
飽きの来ないビンテージオフ
新車価格:41万8000円
平均中古価格:29.2万円
70年代のトレール車をモチーフにしたTRは、エストレヤと同系エンジンを持つモデル。スタンダードなフレームなのでカフェスタイルもキマるほど自由度が高い。
カワサキ 250TR
実は激速! 元祖ダートトラッカー
平均中古価格:24.0万円
タフで高性能なXR直系エンジンを積む初代FTRは、現行FTRとは段違いの速さの快速マシン。近年は価格下落が続き、買いやすくなった。
ホンダ FTR
質感の高いペイントが好印象
平均中古価格:31.3万円
上質な外装ペイントと、シルバーのフレームでクラシック系随一の質感を楽しめるSTシリーズ。コンパクトで軽い車体は初めての1台にもピッタリ。
スズキ ST250 E-Type
適度なゆとりの400、とっつきやすい250
 ここまで400クラスと250クラスの違いや、話題の車両、ちょっと古いモデルなど、様々な視点から両クラスの魅力を検証してきた。それぞれに違いはあれど、大型バイクにはない気軽さや魅力がアンダー400クラスには溢れている。
 大型二輪免許が教習所で取得できるようになってから、初めてのバイクが大型バイク、というライダーも増えてきた。それを批判するつもりはないが、かつては250や400からスタートして腕を磨き、上位排気量へステップアップする、というのがライダーたちの間では一般的だった。なぜなら、十分な経験を持たないまま、いきなり大排気量のバイクを公道で走らせるにはそれなりに大きなリスクが伴うからである。
 自分の技量にあったバイクで基礎を学び、ステップアップする。こうした図式が崩れたこと、そして度重なる規制への対応などを理由に、少し前まで250クラスや400クラスは新型車の乏しい寂しい市場だった。だが今は状況が変わった。
 若い世代のライダーたちがアンダー400のスポーツモデルに注目し、国産メーカーをも動かすほど大きなムーブメントが起き始めたのだ。古い世代のライダーには排気量至上主義的な考えを持つ人も多かったが、それはもう古い。好きなバイクで気軽に思いっきり楽しむ。まさにこうした付き合いができるバイクこそ、アンダー400なのである。

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