バイクのオイルの滲みが起きたらすぐに修理が必要?オイルが滲む原因と放置する危険性
長年バイクに乗っていると、避けて通れないのがオイル漏れ。そのサインとして、たとえば「オイルが染み出ている」「地面にオイルの染みができている」などの現象が起こるようになったら要注意です。万が一そのまま乗り続けてしまうとエンジンの故障につながりますので、早めに修理するようにしましょう。
ここでは、オイルが染み出す原因や放置した場合の危険性についてわかりやすくご紹介します。
オイルの染みがある部分によっては修理が必要なことも
オイルの染みといっても、バイクの場合はさまざまな部分でオイルの染みが発生します。染み出ているオイル自体はエンジンオイルなのですが、染み出る場所がエンジン部分とは限りません。
<エンジンオイルの染みが発生しやすい部分>
バイクで転倒した後はクランクケースからオイルが染み出すことが多く、正しいメンテナンスが行われていない場合はオイルパンから染み出てくるケースが多いです。
いずれも、染み程度であれば大きなトラブルになる可能性は低いですが、オイルが染み出ている箇所が重要なパーツの場合は、すぐに修理することをおすすめします。
<すぐに修理した方がよい部分>
オイルの染みが起こる原因とは?
オイルの染みが起こる主な原因は、エンジンのオイルを封じているゴムパッキンの劣化です。このゴムパッキンはエンジンによって熱せられたり冷やされたりし、徐々に柔軟性を失っていきます。それにより、劣化してできた隙間からオイルが染み出てきてしまいます。
また、エンジンオイルに化学合成オイルを使用している場合は、粘性が低いためわずかな隙間からオイルが染み出てしまうことがあります。この場合は、粘性の高いオイルに変更することで染みが止まる可能性が高いです。
オイルの染みを放置したらどうなる?
オイルの染みを放置した場合、本来たまっているはずのオイルが無くなってしまうわけですから、エンジンに大きな負担がかかることとなります。
エンジンオイルは人間でいう血液ですので、オイルがなくなったエンジンは高い確率で故障を起こすことになるでしょう。
また、オイルが染み出ている場所によっては発火の危険性があるため、放置はかなり危険な行為だといえます。
もしも修理が必要な場合は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
本記事は、2019年3月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。