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バイクのエンジンカーボンの除去・クリーニング方法

バイクに乗り続けていると、エンジンにどんどんカーボン汚れがたまっていきます。汚れの蓄積は、エンジンの不具合につながるので、定期的なメンテナンスをしてきれいにしてあげる必要があります。それでは、カーボンはどのように除去して行けば良いのでしょうか。

バイクのエンジンにカーボンがたまる原因

エンジンをかけると以下のようにカーボンが発生します。

  • エンジン内部の燃焼時にカーボンやブローバイガスが発生する

発生したカーボンは、排気ガスと一緒に外に排出されますが、全てが排出されるわけではなく、残った分が徐々に蓄積していきます。なお、空燃比率が大幅にずれている場合、カーボンは大量発生してしまい、一気に蓄積してしまいます。

バイクのエンジンカーボンを除去するメリット

カーボンを除去すると以下のメリットがあります。

  • エンジンの調子が良くなる
  • エンジンの寿命を延ばすことができる

カーボンがない状態のエンジンは、密閉性に優れ、効率よく燃料を燃焼してくれます。しかし、カーボンが付着すると以下の不具合が生じてきます。

  • エンジンから異音がなる
  • エンジンがパワーダウンする
  • バルブが折れてエンジンが停止する
  • エキゾーストパイプが詰まる など

このようにカーボンの蓄積だけでも、バイクの性能は著しく落ちてしまいます。そのため、定期的に点検を行い、カーボンを取り除く必要があります。

バイクのエンジンカーボンを除去する方法

バイクのエンジンカーボンを除去する方法

エンジンカーボンを除去するには、2つの方法があります。

  • エンジンのオーバーホール
  • エンジンを温めて中回転域で吹かす

最も確実なのは、エンジンのオーバーホールです。ある程度ひどい汚れも、直接分解して掃除するのでカーボンを除去できます。しかし、毎回オーバーホールをすることは難しい上に、作業も困難なため、オーバーホールをしたい場合はバイクショップに依頼するのが良いでしょう。もう一つの方法は以下の手順で行います。

  1. エンジンをかけて暖気させる
  2. 十分に温まってから中回転域(3,500rpm~4,000rpmが目安)までトルクを上げる

高速回転が多いと、カーボンはたまりやすくなりますが、中回転域で吹かしたり走り続けたりすることで、排気と一緒にカーボンを排出することができます。空燃比計がついている場合は、値が14.7になる位で走行するのが良いでしょう。

まとめ

  • バイクのエンジンをかけるとブローバイガスと一緒にカーボンが発生する
  • カーボンを放置しておくとバイクの不具合が起こるので取り除く必要がある
  • カーボンはエンジンのオーバーホールかエンジンを温めて中回転域で吹かす方法で除去する

本記事は、2018年9月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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