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クラッチジャダーってなに?【バイクの症状】

バイクに乗っている時、ふいに「ガガガッ」と不快な音が鳴ったという経験がある方も多いでしょう。それはもしかしたら「クラッチジャャダー」かもしれません。クラッチジャダーの症状がひどい場合だと、バイクごと揺れてしまい、倒れる可能性もあり危険です。そのため、クラッチジャダーは早く対処したほうがいいです。そこで今回は、クラッチジャダーの原因や対処法などを説明します。

クラッチジャダーとは

クラッチジャダーとは、停止状態だったバイクをスタートする際などに「ガガガッ」と不快な音が鳴る症状を指します。このような現象は、一時的なことも多いため見過ごしがちですが、放置していると、バイク自体が左右にぶれるといった症状も出てくるため、危険です。

クラッチジャダーかな?と心当たりがあるのなら、早めに専門家に相談することを勧めます。

クラッチジャダーの原因

クラッチジャダーの原因

クラッチジャダーが起こる原因は以下の通りです。

  • クラッチプレートのグリスが少ない
  • フライホイールの劣化
  • エンジンマウントの劣化
  • 調整不良

などがあります。上記のどれかに心当たりがあり、乾式クラッチを使っている方は特に注意してください。

乾式クラッチには、クラッチプレートとフリクションディスクの速度差がある時に、勢いを吸収する油膜がありません。そのため、クラッチジャダーが発生しやすくなります。

ミートの仕方によってはバイク自体が大きく揺れることもあるので、乾式クラッチを使う時はミートを慎重に行いましょう。

また、上記の原因が重なっていることもあるので、対処したけど直らないといった場合は、別の原因にも注目してください。

クラッチジャダーの対処法

クラッチジャダーの対処法は以下の通りです。

  • 半クラッチを控える
  • 素早くクラッチを繋ぐ
  • 専門家に頼む

ただし、これらはあくまで、簡単な対処法です。

上記の原因の項で説明した「調整不良」「部品の劣化」であった場合、完璧に対処するのは難しいです。

そのまま放置していると、後々、重大な事故に繋がる可能性もあるので、早い段階で専門家に相談しましょう。

また、原因が複合的であった場合は、専門家に相談しても完全には直らないこともあるので注意してください。

まとめ

バイクに乗っていれば、クラッチジャダーを経験するかもしれません。最初は一時的な現象かもしれませんが、そのまま放置し続けると、バイク自体が大きくぶれるといった症状も出かねません。

少しでも「ガガガッ」という異常音が聞こえたら十分注意しましょう。そして、事故になる前に、できるだけ早く専門家に相談してください。

本記事は、2018年9月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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