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バイクのスピードメーターが故障したら修理が必要!故障原因や費用を解説

「バイクのメーター針が動かない」
「走行中にスピードの表示がおかしい」

このような症状が発生したときは、バイクのスピードメーターが故障している可能性があります。この記事では、スピードメーターが故障したときに修理が必要な理由から、スピードメーターの故障原因や修理費用について解説していきます。

故障したスピードメーターの修理が必要となる4つの理由

バイクにおいてスピードメーターとは、速度を確認する非常に重要な部品です。そのため、故障したスピードメーターをそのまま使用して走行をすることは、絶対にしてはいけません。

ここでは、スピードメーターが故障したら早急に修理が必要な理由について説明します。

理由1.スピードメーターはスピードや回転数を知るために重要な部品

スピードメーターは、時速何kmで自身が走行しているのか、エンジンの回転数はどのくらいなのか、を確認するための重要な部品です。もし、スピードメーターが正常に動作していないと、スピードの出しすぎにもつながり、交通事故を誘発する危険性が非常に高まります。

理由2.壊れたまま走行すると、バイクの状態が分からなくなる

スピードメーターが正常に動作しないと、走行距離を蓄積させるトリップメーターも動かない場合があるので、バイクの整備タイミングがズレてしまいます。

例えば、オイル交換などは距離や日付で管理することも多いかと思いますが、スピードメーターが壊れ、トリップメーターも正常に働かない場合、適切な交換タイミングが変わってしまい、バイクのメンテナンスにも支障をきたすことになります。

理由3.速度超過によって違反になる可能性もある

バイクを運転する際は、法定速度を守りながら、周りの車やバイクの速度の流れに乗って走行することもあるでしょう。しかし、スピードメーターが故障していると、実際の速度が確認できないため、結果として法定速度を超過して走行してしまい、速度違反になってしまう可能性もあります。

理由4.整備不良によって反則金や罰則を受ける可能性がある

スピードメーターが故障しているにも関わらず、公道を走ってしまうと、整備不良で違反の対象になります。
二輪車では違反点数1点の反則金6,000円、原付車では、違反点数1点の反則金5,000円が科されます。
整備不良によって違反になってしまわないよう、スピードメーターが故障したら放置をせずに、早急に対処しましょう。

スピードメーターの故障原因や症状

スピードメーターの故障原因や症状

スピードメーターは、アナログ式とデジタル式があります。

アナログ式スピードメーターは、スピードや回転数を指針で表示する仕組みのスピードメーターです。このアナログ式は「機械式」と「電気式」の2種類に分けられます。

デジタル式スピードメーターは、メーターケーブルの動きをセンサーが読み取って、デジタル信号にして表示する仕組みのスピードメーターです。

ここでは、それぞれのスピードメーターの故障原因について説明します。

アナログ式スピードメーターの故障原因

アナログ式の機械式スピードメーターは、メーターにつながったギア・ワイヤーが回転を伝達することでスピードメーターが動作しています。そのため、故障原因として、ワイヤーの破損やメーター自体のギアが破損している可能性が考えられます。

アナログ式の電気式スピードメーターの場合は、点火プラグのパルスを検知して回転を伝達しているため、故障原因として、点火プラグに不具合が起きている可能性が考えられます。

デジタル式スピードメーターの故障原因

デジタル式スピードメーターの場合は、メーターケーブルの回転をセンサーが読み取り、デジタル信号に変換して表示しているため、スピードセンサーの不良をはじめ、配線などの断線なども故障原因として考えられます。

スピードメーター故障時の症状

スピードメーターに故障が発生すると、下記のような症状が起こりやすくなってしまいます。

  • 針が動かない
  • 針がぶれる
  • スピードメーターの表示がおかしくなる
  • メーターが点灯しない

このような症状が現れたら、スピードメーターが故障している可能性が非常に高いので、スピードメーター関連の点検を受けてください。

スピードメーターの修理費用

スピードメーターは、バイクの排気量や、修理が必要となる部品などにより、の修理費用が違ってきます。また、一般的に、デジタル式のスピードメーターは、アナログ式スピードメーターと比較すると、部品代が高くなってしまう傾向があります。

スピードメーターが故障した際には、法令を遵守するためにも、また、安全な走行を確保するためにも、早急にバイクショップに修理を依頼するようにしましょう。

各部品の修理費用の目安は以下のとおりです。

メーターギアの修理費用

メーターギアを修理する場合、部品代が1,000円から7,000円前後、工賃は4,000円から8,000円前後が目安となります。

メーターワイヤーの修理費用

メーターワイヤーを修理する場合は、部品代が1,500円から3,000円程度、工賃は2,000円から4,000円から10,000円程度が目安となります。

スピードメーター自体の修理費用

スピードメーター自体の交換は、車種や排気量によって値段が大きく異なります。また、純正メーターなのか、社外メーターなのかの違いによっても費用が変わってきます。スピードメーター自体を交換する際には、メーターの種類や価格なども考慮し、修理費用を確認しながら進めるようにしましょう。

なお、スピードメーター自体を交換した場合、自動車公正取引協議会から入手できる、メーター交換記録シールを付けないと「減算歴車」として扱われるため注意が必要です。

万が一このシールがないと、買い取り査定額が下がってしまう場合があります。

スピードセンサーの修理費用

スピードセンサーを修理する場合は、部品代が10,000円前後、工賃が8,000円から16,000円前後で交換が可能です。

スピードメーター修理の作業実績一覧はこちら

まとめ

今回はスピードメーターが故障したときに修理が必要な理由、故障原因や修理費用ついて解説しました。スピードメーターが故障していると、スピード超過や整備不良で取り締まりのリスクが高まるだけでなく、命にも関わるので非常に危険です。

スピードメーターが故障した場合や、少しで異常を感じた場合は、バイクショップなどで早めに点検・交換を行なうようにしましょう。

本記事は、2020年6月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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