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バイクの樹脂パーツの傷、まずは補修してみよう!

「工具をぶつけて樹脂パーツに傷をつけてしまった……」なんて経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか?ショップに補修を依頼しなければならないと思いがちですが、実は自力で補修可能です。
しかし、やり方を間違えると逆に傷を目立たせる結果になってしまうので注意が必要です。本記事では、バイクの樹脂パーツに傷をつけてしまった場合の補修方法をご紹介します。

インナーフェンダーなどの樹脂製パーツの傷は補修可能!

実はバイクには多くの樹脂パーツが使われています。樹脂パーツが使われている部分が多いということは、傷がつく機会も多くあるということです。工具がぶつかってしまったり、荷物がぶつかってしまったりと、樹脂パーツが傷つく機会は日常に多くあります。

しかし傷つく機会が多いからといって、傷をそのままにしておくのは見た目が美しくなく、嫌だと思います。今回は塗装で補修する方法と、塗装なしで補修する方法の2通りをご紹介するので、傷の深さなどの状態にあわせて補修をしてください。

塗装で補修をする方法

傷が深く、下地まで見えてしまっている場合は塗装を利用しての補修がおすすめです。手順としては、以下の通りです。それぞれの注意点と共に説明していくので、確認しておきましょう。

1. 耐水ペーパーで傷を磨き、乾燥させる

まずは耐水ペーパーで傷を磨き、平滑になったら乾燥させます。

2. 樹脂部品用のパテを擦り込む

乾燥したら樹脂部品用のパテを少量ずつとり、傷にヘラで塗り込みます。乾燥したら1の作業に戻り、以降傷が目立たなくなるまで1と2の作業を繰り返しましょう。

3. 補修スプレーを塗装する

傷が目立たなくなったら耐水ペーパーで磨き、補修スプレーを塗装して完了です。この際、塗料が飛び散るので段ボールなどで囲いを作っておくと良いでしょう。

塗装なしで補修をする方法

塗装なしで補修をする方法

傷が浅く、水をつけたときに見えなくなるような傷であれば、塗装なしでの補修が可能です。塗料なしの補修方法はいくつかあるので、ここでは3つご紹介します。

傷周辺をメラミンスポンジでこする

ガードレールにこすって塗料が少しついた程度の傷であれば、市販のメラミンスポンジでこするだけでOKです。力を入れすぎるとクリアーがはげてしまうので、撫でるようにして磨きましょう。

傷周辺をサンドペーパーでこすり、ヒートガンで温める

樹脂パーツ元来の凸凹が消えない程度にこするのがポイントです。ヒートガンで温める際は樹脂パーツが溶けないよう、近づけすぎないように注意しましょう。

傷周辺をコンパウンドで磨く

コンパウンドをスポンジかウエスにとって、直線上に磨きましょう。最後に液体コンパウンドなどを使用すると綺麗に仕上がります。

まとめ

傷のつきやすいバイクの樹脂パーツ。傷だらけになった姿を見ると「ショップに依頼しなくては」と考えがちですが、自分でも充分補修可能です。今回ご紹介した樹脂パーツについた傷の補修方法を利用して、是非ご自身で補修してみてください。

本記事は、2019年5月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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