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バイクの夜間走行が安心・快適に!フォグランプ(前部霧灯)の効果

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夜間走行は、独特の雰囲気がありますが、事故に遭うリスクは昼間よりも高まります。ここでは、バイクの夜間走行を安心・快適にする強力なツールである「フォグランプ」をご紹介します。

フォグランプとは

バイクに装着されるランプには、「前照灯」と「前部霧灯」があります。「前照灯」はヘッドライトのことで、全てのバイクに装着されており、暗闇の中を明るく照らすためのライトです。

一方、フォグランプとは、「前部霧灯」と呼ばれるランプの一種です。フォグランプは名前からも想像出来るように、霧の時に役立つ下向きのランプです。

前照灯とは異なり、バイクへの装着義務はありません。あくまで装着は任意ですが、濃霧時や激しい雨天時における視界確保のために装着することをおすすめします。

フォグランプの効果

フォグランプを装着することで、霧の中で走る時に自分の位置を周りの自動車や人に知らせることが出来ます。また、左右を大きく照らすことが可能なため、ヘッドライトで照らしにくい箇所も見えやすくなる効果があり、夜間走行の視認性と安全性が向上します。

本来の役割は霧の中にいる時の視認性確保ですが、現在はヘッドライトの補助のように使われることも多いです。

フォグランプの効果

フォグランプの保安基準

ところで、フォグランプを取り付けると車検が通らなくなると聞いたことはありませんか?フォグランプも灯火類なので、保安基準を満たしていないものは車検に通らないのです。

フォグランプを付けただけで車検に通らなくなるわけではなく、保安基準に満たないフォグランプを付けた場合に、車検に引っかかります。

市販品では、ドライブランプや補助灯といった名前でも販売されていますが、その製品が保安基準に適合しているフォグランプなのかどうかを、きちんと調べてから購入しましょう。「車検対応」といった文言が記載されていれば安心です。

もし、車検に通らないフォグランプを装着してしまうと、車検時には取り外すように指示されます。また、車検に通らない状態で走行することも本来であれば法律違反なのでおすすめ出来ません。

フォグランプについての保安基準は、「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」という法律に定められています。以下、法律の引用です。

(前部霧灯)
第199条 前部霧灯の灯光の色、明るさ等に関し、保安基準第33条第2項の告示で定める基準は、次の各号に掲げる基準とする。
一 前部霧灯の照射光線は、他の交通を妨げないものであること。
二 前部霧灯は、白色又は淡黄色であり、その全てが同一であること。
(中略)
一 前部霧灯は、同時に3個以上点灯しないように取り付けられていること。
二 二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車以外の自動車に備える前部霧灯は、その照明部の上縁の高さが地上800mm以下(中略)すれ違い用前照灯の照明部の上縁を含む水平面以下(中略)下縁の高さが地上250mm以上となるように取り付けられていること。
三 二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車に備える前部霧灯は、その照明部の中心がすれ違い用前照灯の照明部の中心を含む水平面以下となるように取り付けられていること。

国土交通省:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2009.10.24】〈第三節〉第199条(前部霧灯)より引用

これを簡単にまとめると、以下のようになります。

  • フォグランプの色……白色、または淡黄色
  • 取り付け位置……すれ違い用前照灯(ロービーム)の照明部の中心を含む水平面以下
  • フォグランプの個数……2個まで(3個以上はNG)

また、補足すると……

  • 光の角度の規定あり
  • 点滅するものはNG
  • 消灯出来るもの(点けっぱなしになるのはダメ)

この他、細かい決まりがあるので、取り付けはバイクショップにお願いしたほうが確実です。また、白色と淡黄色以外のフォグランプを取り付けることは止めましょう。

フォグランプの取り付け方法

自分で取り付ける場合は、あらかじめ工具類(持っていない場合はターミナルセット等を用意)やハーネステープを用意しておき、フォグランプの配線をします。

左右どちらかに一つだけフォグランプを装着するのではなく、基本的には左右セットで取り付けます。自分で取り付けることも出来るのですが、前述の通り、取り付け位置等の保安基準があるので、取り付けはバイクショップにお願いすることをおすすめします。

工賃はバイクショップでフォグランプを買った場合と、他のお店で買った場合とで差がある場合もあります。取り付け工賃は10,000円から、分解する箇所が多ければ20,000円程度が相場です。

持ち込みで格安フォグランプを付けるのも悪くはないのですが、バイクショップで買って取り付けまでお願いしたほうが安くなる場合もしばしばあります。トータルの金額をよく考えてから購入しましょう。

まとめ

長く使うことを考えるとあまりにも格安なものよりも長期間使えそうなもの、光が安定しているもの(点滅したり、弱くなったりしない)がベストです。フォグランプの取り付けで、圧倒的な明るさと安心感を手に入れましょう。

本記事は、2017年11月30日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。