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スプレー等で綺麗に仕上げる、バイク塗装の基礎知識

バイク塗装スプレー等の専用器具を使えば、好みや季節に応じて色を塗り替えることも出来ます。また、風雨による劣化を避ける等、メンテナンス目的で塗装を行うことも出来ます。今回はバイク塗装の基礎知識を紹介します。

カウル等のバイク塗装について

転倒してカウルが傷付いたり、風雨や紫外線による劣化が目立つようになった等、塗装を行う理由は様々です。ホームセンターやバイクショップで購入出来る道具を使えば、自分で塗装を行うことも出来ます。多少のコツが必要ですが、慣れれば初心者でも綺麗に塗装を完成させることが出来ます。

塗装を剥がす

まずは、これまでの塗装を剥がします。剥離剤を塗り、金属製のヘラを用いて浮き上がった塗装を削ぎ落とします。風通しの良い場所で行うことをおすすめします。塗装をしっかり落としたら、へこみや深い傷等をチェックします。転倒等が原因で発生した傷を修復する時は、パテを厚塗りして表面が平らになるまで磨きましょう。この処理を丁寧に行うことで、後の仕上げが美しくなります。

塗装を剥がす

サフェーサーの塗り方で仕上がりが変わる

バイクの塗装は下地の良し悪しで決まると言われています。下地の色を隠したい場合や、カウル本体に出来た小傷を埋める等の目的があるので、サフェーサーはしっかり塗布しましょう。サフェーサーとは水溶液状に薄めたパテ材です。「プラサフ」等と呼ばれるプライマー(塗装の色が付き易くなる加工)成分が含まれているサフェーサーを選ぶのが一般的です。

また、サフェーサーには白・黒・銀等、いくつかの色があります。上に塗る色の発色やキャンディペイント(光の当たり加減で見え方が変化する、透き通った色合いの塗装)を意識した塗装を考えている方、少し暗めの色合いを意識している方は、サフェーサーの色も気を付けましょう。サフェーサー塗布後は耐水ペーパーを使って下地を均します。

クリアスプレーとコンパウンドで総仕上げ

塗装スプレーを利用して、塗装作業を行います。薄く塗り、乾燥させてから重ねて塗装する等、色を重ねて好みの濃さに調節します。塗装が終了したら十分に乾かしましょう。その後、つや出しや塗装をコートするためのクリアスプレーを吹き付けます。こちらも薄く塗り、乾かした後に何度か重ね付けをしましょう。

クリアが完全に乾いたらコンパウンド(研磨剤)で磨き上げます。細⇒極細⇒超極細の順番で磨いていきます。液体コンパウンドとポリッシャーの組み合わせが一番便利ですが、ポリッシャーが無い場合、布バフ等を利用して丁寧に磨き上げていきましょう。

まとめ

塗装の手順を覚えると、カウルの色を変えて気分転換や、小傷の修復もこなせるようになります。ただ、仕上がりが不安な場合は販売店や専門ショップに塗装を依頼すると安心です。

本記事は、2016年6月16日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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