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バイクのホイール周りのメンテナンスは何がある?メンテナンスをする目的

バイクのホイールは、安全性に関わる重要な足回りのパーツです。ホイール周辺のメンテナンスにはタイヤの空気圧や溝のチェックなど簡易的なメンテナンスをはじめ、ブレーキなどの重要保安部品に関わるメンテナンスもあるため、適切な知識を備えたうえで作業を行いましょう。ここでは、ホイール周りのメンテナンス箇所や、メンテナンスの目的をご紹介します。

ホイールベアリングをメンテナンスする目的

ホイールベアリングのメンテナンスは、グリスアップを目的として行います。グリスが切れてしまっている状態で走行を続けると、ベアリングの焼き付きによりホイールロックが起こる可能性があります。そのため、長距離ツーリングや雨天時でも走行をするライダーは、頻繁にホイールベアリングのメンテナンスをすることがおすすめです。
また、グリスアップの際は水気に強いグリスを使用しましょう。水分と混ざることですぐに乳化してしまうグリスだと、劣化の原因につながります。寿命を延ばすためにも適正なグリスを選び、安心できるバイクライフを送りましょう。

ブレーキパッドをメンテナンスする目的

ブレーキパッドをメンテナンスする目的

ブレーキパッドのメンテナンスは、バイクの制動性を確保するための大切な作業です。バイクのスピードを落とす際に最も重要になるパーツで、ブレーキパッドが擦り減った状態で走行を続けていると制動力が低下し、止まり切れず事故を起こしてしまう可能性もあります。ブレーキパッドは消耗部品のひとつでもあるため、擦り減ってしまったブレーキパッドは使わず、新品のブレーキパッドに交換するようにしましょう。
また、250cc未満で車検がない方やユーザー車検を行う方は、2年に1度のペースでブレーキパッドを確認し、厚さが2mm以上あることを確認しましょう。
ただし、走行距離などによって2年以内に2mm以下になってしまう可能性もあるため、減速時に違和感を覚えた時などはブレーキパッドの確認をすることがおすすめです。

ブレーキキャリパーをメンテナンスする目的

ブレーキキャリパーのメンテナンスは、ブレーキを引きずった状態にならないようにするために行います。バイクを走行せずに放置していると、ブレーキキャリパーが固まってしまい、制動性が低下してしまいます。固まったままの走行は危険が高く、状況によってはオーバーホールが必要となります。
メンテナンスをする前にボルトの錆などが確認できれば、事前に新しいボルトを購入して新品交換することをおすすめします。

まとめ

  • ホイールベアリングのメンテナンスは、ベアリングの焼き付き防止のために行う
  • ブレーキパッドのメンテナンスは、制動性の維持、または高めるために行う
  • ブレーキキャリパーのメンテナンスは、ブレーキキャリパー本体が固まらないために行う

本記事は、2019年5月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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