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思ったよりも簡単!バイクのレバーをカスタムしてみよう

いつも握っている愛車のブレーキ・クラッチレバーを、ほかの物にカスタムしてみたいと思ったことはないでしょうか。見た目もカッコよくなりますし、握り心地を変えることもできます。
このページでは、バイクのレバー交換費用から自分で交換する場合の方法まで解説していきます。

ドレスアップ効果も期待!レバーを交換してみよう

バイクのレバーは小さい部品ですが、車体の上に位置する部品なのでドレスアップ効果は高いです。同じドレスアップでも、マフラーやホイールを交換するより安上がりで、費用対効果の高いカスタムだと言えます。
また、ブレーキとクラッチの操作感を変えられることもメリットです。握り心地の好みは人によって個人差があるので、必ずしも純正がいいとは限りません。自分の好みのレバーに交換することで、操作性が向上し、疲労も軽減されます。

レバーの交換時間や、部品代金はどのくらい?

クラッチ・ブレーキレバーの交換はさほど難しくなく、慣れている人なら両方交換しても20分程度で交換可能です。
交換にかかる費用は、物にもよりますがレバー代が1500~3000円程度、工賃が2000円程度です。トータルで5000円程度を見込んでおけばいいでしょう。

ブレーキレバー・クラッチレバーの交換方法

ブレーキレバー・クラッチレバーの交換方法

自分でバイクのレバーを交換したい場合は、どのように行えばいいのでしょうか。以下で、手順を解説します。

ブレーキレバーの交換方法

① ブレーキレバーを取り外す

ブレーキレバーはピポットボルト1本で留まっており、ボルトの下にナットが留まっています。まずはナットから先に取り外しましょう。
ナットが外れたら、マイナスドライバーを使用してピポットボルトを取り外します。

② 清掃

ブレーキレバーをパーツクリーナーとウエス(ボロ布)で掃除します。レバーやボルトだけでなく、ブラケット(レバーの取り付け部)も忘れずに掃除しておきましょう。
清掃ついでに各部を観察し、ヒビやカケがないかも確認します。また、ピポットボルトを触って摩耗がないかもチェックしましょう。段付きを起こすような摩耗がみられる場合、新品に交換してください。

③ ブレーキレバーを取り付ける

ブレーキレバーを取り付ける前に、可動部にグリスを塗っておきましょう。どこに塗ればいいか分からない場合は、全体的に塗って、レバーを取り付けてから余分なグリスをふき取るといいです。
また、レバーだけでなくピポットボルトやブラケット、マスターピストンにも忘れずにグリスを塗布しましょう。
グリスアップが済んだら、レバーとブラケットの穴を合わせてからピポットボルトを挿入し、マイナスドライバーで締めていきます。このとき、力いっぱい締める必要はありません。
ピポットボルトが装着出来たら、裏側からナットをサービスマニュアルの指定トルクで締め付けます。このとき、ピポットボルトが供回りしないようにマイナスドライバーで押さえておきましょう。以上で、ブレーキレバーを取り付けは完了です。

クラッチレバーの交換方法

① クラッチレバーを取り外す

レバーの根元にあるアジャスター固定ナットをアジャスター側へ緩めます。次に、アジャスターをブラケット側まで締めこみます。
アジャスター、固定ナット、ブラケットの溝を直線状になるように揃えます。溝が一直線に揃ったら、先ほどのブレーキレバーのときと同様の手順でピポットボルトを取り外します。
レバーがフリーの状態になったら、溝を使ってクラッチワイヤーをブラケットから取り外しましょう。レバーを裏返してワイヤーを手前に引っ張り、レバーとワイヤーも分離します。

② 清掃

ブレーキレバーのときと同様に、清掃ついでに各部を点検します。摩耗や破損が見られた場合は部品を交換してください。特にクラッチワイヤーは重点的にチェックするべき箇所です。走行中にワイヤーが切れるとクラッチが切れなくなり事故に繋がります。

③ クラッチレバーを取り付ける

取り付け前に、可動部にグリスを塗っておきます。レバーだけでなく、ピポットボルトやクラッチワイヤーアジャスター、クラッチワイヤーにもグリスを塗りましょう。
ここからは先ほどと逆の手順で組み付けていきます。レバーにワイヤーを取り付け、ワイヤーをアジャスターの溝から通します。ピポットボルトを締め付けてナットを取り付けましょう。最後に、ワイヤーアジャスターを回してクラッチの遊びを調整すれば完了です。

まとめ

  • レバー交換は簡単で安いわりにドレスアップ効果が高く、操作性も変えられる
  • クラッチ・ブレーキレバー交換にかかる費用は、およそ5000円程度
  • 自分でレバーを交換する場合は清掃とグリスアップを入念に

本記事は、2019年5月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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