バイクのタイヤの製造年と寿命の関係とは?タイヤの寿命はどう見分ける?
溝がなくなったタイヤは交換することになりますが、溝が残っていたとしても寿命が過ぎている場合は交換が必要です。タイヤには経年劣化があるため、溝の有無にかかわらず、しっかりと寿命を理解しておくようにしましょう。
ここでは、タイヤの製造年と寿命の関係、寿命の見分け方についてご紹介します。
バイクのタイヤ製造年を確認する方法
タイヤの寿命を知るためには、まずタイヤの製造年を確認する必要があります。
タイヤの製造年はサイドウォールに刻印されており、「DAJ4311」というようにアルファベットと数字、もしくは数字のみで示されているのが一般的です。
製造年はこの数字の部分で判断することができ、「4311」の場合は2011年の43週目(10月)に製造されたタイヤであることがわかります。
タイヤの寿命とは?
タイヤは経年劣化するため、製造から3~5年が寿命だといわれています。前述のように、溝がしっかりと残っているからと言って、そのままでいいわけではなく、また、あまり乗っていなかったとしても、タイヤがバイクに装着されていれば、雨風にさらされるため、それだけで劣化原因となります。
また、タイヤのワックスも剥がれていくので、しっかりメンテナンスを行っていても劣化してしまいます。
バイクのタイヤの寿命を見分ける方法
タイヤの寿命は5年という年月だけではなく、タイヤの状態によって判断することも必要です。
<寿命の見分け方>
タイヤの寿命は溝、つまりトレッドパターンで確認するのがわかりやすい方法です。タイヤ側面にある三角マーク部分の溝には「スリップサイン」があり、スリップサインの位置まで溝が減っていたら交換が必要になります。
また、タイヤはゴム製になるため、保管状況によってはひび割れや硬化が起きてしまうことも少なくありません。特に、硬化しているタイヤについては急ブレーキが効かないなど、溝がないタイヤよりも危険ですので、これらの症状が見られたら5年経っていなくても交換するようにしましょう。
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まとめ
本記事は、2019年3月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。