バイクチェーンは消耗品!おすすめメーカーはここだ!
バイクのチェーンはタイヤの溝やオイルの劣化と違い、メンテナンス時に見落としやすいパーツです。走行による摩耗が防げないバイクチェーンは消耗品とも言えるため、状況に応じて新品に交換するよう心がけましょう。チェーン交換を怠っていると、走行中の事故を招きやすくなるため注意が必要です。
そこで今回は、バイクチェーンの交換時期やおすすめのメーカーについてご紹介します。
「バイクチェーンを交換するタイミングやおすすめのメーカーを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
バイクチェーンは定期的に交換しよう
チェーンを交換するタイミングとしては、「チェーンから異音がする」などの症状が挙げられますが、自覚できる症状や損傷がない場合は10,000km~30,000km走行後に交換するのが一般的です。
また、走行距離が交換目安に達していなくても、以下のような場合はチェーンの劣化や寿命を考慮して、新品へ交換するのが望ましいでしょう。
また、チェーン駆動に重要な歯車(スプロケット)の摩耗が大きいと、新品のチェーンに替えても安定した走行が見込めないため、同時に交換する必要があります。前後のスプロケットを同時に交換することで、チェーンの寿命を延ばしやすくなります。
バイクチェーンのメンテナンスを怠ると……
「走行距離どころかバイクチェーンのメンテナンスをしたことがない」
「バッテリー液がチェーンに付いてもそのままにしていた」
というように、チェーンのメンテナンスを怠ると、さまざまなトラブルに発展するリスクがあり危険です。
例えば、バッテリー液が付着したまま放置しているとチェーンが腐食し、走行中に突然切れてしまうことが考えられます。バイクチェーンが切れるとタイヤにロックがかかるだけでなく、1.5~2.5kgほどあるチェーンがはじけ飛ぶため、大きな事故につながる可能性もあります。事故を未然に防ぐためにも、定期的にチェーンのメンテナンスを行いましょう。
おすすめのバイクチェーンメーカー3選
バイクチェーンは足回りの駆動を担う重要なパーツです。以下に、信頼性が高いおすすめのバイクチェーンメーカーをまとめました。
D.I.D(大同工業)
世界一と評されるバイクチェーンメーカーで、モトGPや世界耐久選手権などの世界的バイクレースでも長年愛用されているメーカーです。
RKジャパン(高砂チェーン)
RKジャパンは60年以上の歴史を誇るチェーン総合メーカーで、アジアから欧州など幅広い国々で、世界的ブランドとして周知されています。
EK(江沼チェーン製作所)
EKは1941年創立のチェーンメーカーで、ThreeDシールチェーンのZシリーズは、カワサキのZ900RSやNinjaH2、ZX-14Rなどに純正採用されるなど、信頼性の高い日本有数の老舗チェーンメーカーです。
上記3社のチェーンメーカーは、世界規模で見ても注目されているメーカーです。耐久性に優れバイクのパフォーマンスを高められるため、メンテナンスの手軽さや走行性能を重視している方におすすめのメーカーと言えるでしょう。
まとめ
本記事は、2019年3月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。