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バイクのスプロケット(チェーンホイール)の役割と交換方法

バイクの安定走行に欠かせないのがスプロケットです。このスプロケット一つで加速の度合いが大きく変わりますし、安定した高速走行も実現出来ます。今回はこのスプロケットという部品についてクローズアップしました。

バイクのスプロケットとは

バイクはスプロケットの回転によってチェーンを回し、動力をタイヤに伝える機構があります。スプロケットとは、歯車の部分を指しています。エンジン側・タイヤ側双方に1個ずつ大きさが異なるスプロケットがあります。エンジン側に付いている小さな物が「ドライブスプロケット(フロントスプロケット)」、タイヤ側に付いている大きなスプロケットが「ドリブンスプロケット(リヤスプロケット)」です。走行中は常に動いているパーツで、バイクのパーツの中では「最も過酷な動きをする部品」とも言われます。

スプロケットをメンテナンスしよう

スプロケットは常にベストな状態を保たないと危険です。スプロケットが摩耗した場合は、動力を伝えるチェーンが破損する可能性がありますし、チェーンが伸びてしまったままでは、スプロケットの歯車の山が崩れてしまい、安定走行が叶わなくなります。これが高速走行中に起きれば大きな事故を引き起こしてしまう可能性があります。

また、砂塵や砂鉄等の影響で滑らかに動かなくなることもあります。日常の手入れでスプロケット周りの洗浄といったメンテナンスを行い、必ず定期的に交換を行うことをおすすめします。

スプロケットをメンテナンスしよう

スプロケットの交換目安

スプロケットは消耗部品です。スプロケットの丁数(歯車の山の数)を変えることで走行感覚が大きく変わるため、バイクが好きな方はTPOに合わせて交換する方もいます。ただし、走行感覚に捉われない方は、スプロケットはそのままという場合も多いようです。しかし、定期的に掃除を行い、消耗品として交換することをおすすめします。目安は走行距離15000km当たりとするとわかりやすいです。

頻繁に悪路走行や高速走行を行う方は、10000kmを目安にしても良いくらいです。また、スプロケットの交換時には、必ずチェーン交換も同時に行いましょう。

スプロケットの外し方

スプロケットはメンテナンスや掃除を行うことで長持ちさせられる部品です。着脱の方法も簡単なので、メンテナンスが好きな方は覚えて損はありません。ただし、前後のスプロケットで着脱方法が異なります。

ドライブスプロケット(フロントスプロケット)はボルトを外す⇒スプロケット止めを外す⇒スプロケットを外すというプロセスです。

ドリブンスプロケット(リヤスプロケット)はシャフトを抜く⇒ブレーキキャリパー(リヤ側)を外す⇒タイヤを外した後にスプロケットを外すというプロセスです。モンキーレンチやプラスチックハンマーがあると、便利です。

まとめ

スプロケットの状態一つで走行性能が大きく左右されます。また、スプロケットの交換後は必ず調整が必要となってきます。メンテナンスは簡単と言われていますが、不安な方は専門店に依頼して整備をしてもらうのが一番です。安全に乗れるよう常にスプロケットの状態を確認していきましょう。

本記事は、2016年9月16日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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