バイクのハンドル交換の工賃・費用の目安や相場とは?
バイクのハンドルはカスタム性が高く、自分好みに変えることが可能です。ただし、純正でないハンドルを取り付ける場合は「改造申請」または「構造変更届」が必要となります。整備不良のバイクとならないためにも、ハンドルを交換する際は適切な手順・方法で行いましょう。
ここではハンドル交換にかかる工賃・費用の目安を分かりやすくご紹介します。
セルフで交換する場合の難易度や費用は?
セルフでハンドルを交換する場合の難易度は低く、初心者でも挑戦しやすいカスタムであると言えます。ただし、購入したハンドルによっては車体のネジ穴と位置が合わないケースもあるため、穴あけ加工が必要となれば、セルフ交換における難易度が非常に高くなります。
また、スムーズに装着できないハンドルを用いると、ブレーキワイヤーなど細部の調整も必要となるため、ハンドル選びに不安がある場合はセルフでの交換を控えておくほうが安心です。車体とハンドルの適合性を知るには、整備マニュアルを確認しましょう。
セルフでハンドル交換を行う場合の費用は、ハンドル本体の料金のほか、必要な工具にかかる料金が加算されます。
ハンドル交換で必要となる工具、道具には以下のようなものがあります。
日ごろから愛車のメンテナンスをしていれば、工具に多くの予算を割くことはありませんが、初心者の方の場合、工具代で費用がかさみやすいため、注意してください。
ショップに依頼した場合の工賃・料金の目安

ハンドル交換を専門ショップに依頼した場合、ハンドル本体の料金+工賃がかかります。
なお、セパレートハンドル、バーハンドルともに交換の所要時間は60分~120分が目安です。店舗の混雑状況によっても異なりますが、ハンドル、グリップ、バーエンド、穴あけまでが含まれた時間なので、セルフでの作業と比較するとスムーズです。特に、穴あけ加工を伴うハンドル交換は素人には難しく、ケガや失敗のリスクも考えられるでしょう。
完成度の高さと安全性、作業にかかる時間などを考慮すると、ハンドル交換などカスタムに慣れている方以外は、専門のショップへ依頼することをおすすめします。
まとめ
本記事は、2018年11月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。