バイクのプラグ交換の工賃・費用の目安や相場とは?
プラグのカーボンかぶりや焼き付きが起こると、プラグを交換する必要がでてきます。プラグ自体は高いパーツではありませんが、交換にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。ここでは、セルフでの交換とショップに依頼したときの料金を確認していきましょう。
セルフで交換する場合の難易度や費用は?
バイクのプラグ交換は専用工具も必要なく、大がかりな分解をすることがなければ難易度が低いメンテナンスです。注意点としては、プラグを外しているとき、エンジン内に異物が入らないようにすることが挙げられます。プラグを締めるときも、斜めに挿入したり、強く締めすぎたりするとネジが切れてしまうので、丁寧な作業が求められます。
なお、スポーツバイクの中には、プラグへのアクセスが困難な車両もあり、その場合はメンテナンス難易度が高くなることを覚えておきましょう。
次に、セルフで交換した場合の費用について確認していきます。
プラグの数は、バイクの車種によって違います。数百円で購入が可能ですが、機能性のある社外プラグだと、値段が高くなる傾向にあるでしょう。接点復活剤は、プラグキャップ装着時に必要です。エアダスターはプラグを外す前に、シリンダーヘッド周辺やプラグホールを清掃するのに使用します。エアダスターを使った清掃をしないと、異物がエンジン内に入り、故障の原因となってしまいます。スプレー缶タイプが安く手に入るので、揃えておきましょう。取り外しや取り付けには、ソケットレンチがあれば問題ないでしょう。もし取り付けを慎重に行いたい場合は、トルクレンチを用意しておくことをおすすめします。プラグが多い場合は、マーカーでプラグキャップにマーキングすることで、挿入順の間違えを防止できるでしょう。
ショップに依頼した場合の工賃・料金の目安
プラグ交換をショップに依頼した場合、以下の工賃が発生します。
ショップによって、プラグ数が多いと1本あたりの工賃が安くなる場合があります。また、カウルやタンクを脱着する必要がある場合や、一部のスポーツバイクなどプラグ交換のアクセスが困難なバイクは、工賃が加算されます。総費用は上記の工賃にプラグ代金が加えられた料金です。
まとめ
本記事は、2018年11月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。