バイクのホイールの油汚れの落とし方
ホイールには、油汚れにスラッジや鉄粉などが混ざった、とても頑固な汚れが付着しています。また、ホイールの形状が凹凸になっているため、こすって汚れをとるにも力がいれにくい場所です。今回は、掃除のしにくいホイールの油汚れの落とし方について学んでいきましょう。
ホイールの油汚れを効率的に落とす方法
ホイールの油汚れは、中性洗剤を使えば落とすことが可能ですが、長年蓄積した汚れは簡単に落ちない場合があります。汚れを効率よく落とすためには、以下の洗剤を使うことをおすすめします。
中性洗剤
日頃のメンテナンスに最適な洗剤です。金属にダメージを与えにくいので、汚れがひどくなければ、中性洗剤を使ったメンテナンスでタイヤをきれいにできるでしょう。
アルカリ性洗剤
油汚れに強い洗剤で、長年こびりついてとれない汚れも短時間で落とします。汚れを落とした後、水で十分流さなければ金属が腐食する原因にもなるので、取り扱いには注意しましょう。
洗剤と一緒に、以下の掃除用具を活用することで、より効率よく汚れを除去することができます。
ブラシ
洗剤をつけて放置しても汚れは落ちますが、ブラシでこすった方がより汚れは落ちやすいです。動物毛のブラシだと、毛がやわらかいのでホイールを傷つけにくく、ブラシの持ちも良いのでおすすめできます。
スポンジ
ブラシで届かない場所は、スポンジを使い直接こすると汚れを落としやすいです。できるかぎり柔らかいスポンジを用意することで、車体を傷つけるリスクを軽減できます。
以上のようなホイール洗浄の掃除道具の特徴を把握しておき、効率よく汚れを洗浄しましょう。
おすすめのクリーナー・洗浄剤

ホイールの清掃に使えるおすすめのクリーナーや洗浄剤を3つご紹介しましょう。
シュアラスター ホイールケア ホイールクリーナー
アメリカの老舗カーケアブランドが販売する弱アルカリ性の洗剤です。ノーコンパウンドなので、研磨によってホイールが傷つくことがありません。専用スポンジも付属しています。
台所用洗剤
市販の台所用洗剤は中性洗剤が多く、ホイールの洗浄にも活用できます。ブラシやスポンジと併用すれば、ある程度の油汚れは除去できるでしょう。
金鳥 サンポール
トイレ掃除で使用するサンポールは、酸性洗剤の代わりとなります。油汚れを落とす場合はアルカリ性洗剤や中性洗剤の方が良いですが、スラッジと油汚れが混合している場合には有効な洗浄剤です。価格も安いので、1本用意しておくと便利でしょう。
汚れによって、相性の良い洗剤を使い分けましょう。
まとめ
本記事は、2018年11月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。