バイクミラーの振動防止対策
バイクの走行中にミラーがぶれると、後方の視認性が悪くなってしまいます。初めは振動がなくても、徐々に劣化して、ぶれが発生することもあります。ここでは、バイクミラーの振動防止はどのようにすれば良いのかについて、確認していきましょう。
バイクミラーの振動防止対策に必要な物
ミラーの振動を抑えるために使えるものの参考例を以下に示します。
振動を全て抑えることは不可能ですが、振動を抑制することは可能です。また、ミラーがカスタム品であった場合は、純正品に戻すことで振動が軽減する場合もあります。振動が発生するには以下のような理由が考えられます。
ミラーのボルトが緩んでくると、ミラーの振動が大きくなります。そのため、ミラーをしっかり固定しなければ、振動が緩和することはありません。一方バイクの振動が大きいと、当然ミラーの振動は大きくなるでしょう。バイクの振動があまりに大きい場合は、故障を疑う必要もあるので、バイクショップで点検をしてもらい、症状を改善させることが求められます。
バイクミラーの振動予防対策
ミラーの振動を抑制するには、以下の2つの方法を試してみましょう。
ワッシャーをかませる
必要な物
作業手順
ワッシャーはネジの緩みを防止してくれる作用があります。ワッシャーを付けずにバイクを使用していると、その振動によって徐々にボルトが緩みやすくなり、振動が発生してしまいますが、ワッシャーを挟むことでミラーの緩みを防止することが期待できます。次に厚紙を使った方法をご紹介しましょう。
細いボルトと厚紙を使う
必要な物
作業手順
ボルト穴と同じ大きさのボルトをねじ込むのでなく、一回り小さいものと厚紙を使うことにより、厚紙が緩衝材となりボルトをしっかりと固定してくれるので、振動の緩和が期待できます。ネジロックなども効果が期待できそうですが、ボルトを抜くことが難しくなってしまうため、厚紙を使うのが良いでしょう。
まとめ
本記事は、2018年9月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。