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チューブ・チューブレスタイプ別!バイクのタイヤ交換方法

タイヤ交換は販売店へ依頼するとタイヤ代と合わせて2万円近い費用が必要となります。メンテナンス費用を節約するためにも、自分で行えるタイヤ交換の方法を覚えましょう。ここでは、交換方法が異なるチューブ・チューブレスタイプそれぞれのタイヤ交換の方法・手順をわかりやすく解説します。

チューブタイヤの交換方法

タイヤの交換方法はチューブタイヤのほうがやや手数が多くなります。基本的な流れは変わらないため、まずはチューブタイヤの交換方法を見ていきましょう。

取り外し編

  1. 交換したいタイヤ(フロントもしくはリア)側の車体をジャッキなどで上げておく
  2. アクセルシャフトを抜いて車体からタイヤを取り外す
  3. ディスクを下にして敷きものの上にタイヤを寝かす
  4. ムシ回しでバルブやナット類を外し、タイヤの空気を抜く
  5. 足で押しながらタイヤ両面のビード部分(タイヤとホイールリムの接点)を外す
  6. タイヤレバーを2本使いながら、テコの原理でタイヤを外していく
  7. チューブを抜き取る
  8. 足で押さえながらホイールを抜き取る

取り付け編

  1. ビードにタイヤ保護スプレーを馴染ませておく
  2. チューブをタイヤ内に入れる
  3. エアバルブ位置、タイヤの向きを合わせながらホイールを差し込む
  4. タイヤレバーを使いながらビードをホイールリムへ押し込んでいく
  5. 片面を装着したらエアバルブを穴に通してナットを仮締めしておく
  6. チューブがタイヤに収まっていることを確認しながら反対面のビードを押し込んでいく
  7. 空気入れで空気圧を高めてビードが外れていないか確認する
  8. 適正な空気圧に調整して完了

チューブレスタイプの交換方法

チューブレスタイプの場合はチューブを収めておく必要がないため、チューブタイヤに比べて楽に交換できます。

取り外しの手順

  1. 交換したいタイヤ(フロントもしくはリア)側の車体をジャッキなどで上げておく
  2. アクセルシャフトを抜いてタイヤを車体からタイヤを取り外す
  3. ディスクを下にして敷きものの上にタイヤを寝かす
  4. ムシ回しでバルブやナット類を外し、タイヤの空気を抜く
  5. 足で押しながらタイヤ両面のビード部分(タイヤとホイールリムの接点)を外す
  6. 2本のタイヤレバーを使いながら、テコの原理でタイヤを外していく
  7. 足で押さえながらホイールを抜き取る

取り付けの手順

  1. ビードにタイヤ保護スプレーを馴染ませておく
  2. エアバルブ位置、タイヤの向きを合わせながらホイールを差し込む
  3. タイヤレバーを使いながらビードをホイールリムへ押し込んでいく
  4. 片面を装着したらエアバルブを穴に通してナットを仮締めしておく
  5. 反対面のビードを押し込んでいく
  6. エアコンプレッサーを用いて空気圧を高めて空気漏れがないか確認(空気が漏れている場合はビードがはまっていない部分がある)
  7. 適正な空気圧に調整して完了
交換に必要な工具や用品

交換に必要な工具や用品

  • 新品のタイヤ
  • タイヤレバー2本
  • ジャッキ
  • アクセルシャフトと同径のレンチ
  • ムシ回し
  • 空気入れ(チューブタイヤの場合)
  • エアコンプレッサー(チューブレスタイヤの場合)
  • タイヤ保護スプレー
  • 雑巾
  • 敷きもの(ダンボールやゴムマットなど)

チューブレスタイヤに必要なエアコンプレッサーの用意が難しい場合は、空気圧調整をバイク販売店へ依頼するのがおすすめです。また、タイヤ交換に不安がある場合は無理な作業を行わず、バイク販売店へ依頼しましょう。

まとめ

  • チューブタイプに比べてチューブレスタイプのほうが楽にタイヤ交換できる
  • 取り付けではビードがきちんとホイールリムに収まっているか確認しよう
  • タイヤ交換が不安なら無理に作業するよりもバイク販売店へ頼むことが得策

本記事は、2017年11月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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