バイク用品「リムガード」ってなに?
バイクの「リムガード」と聞いて頭に浮かぶパーツは何ですか?
多くの方は“タイヤリム”から、タイヤや足回りパーツを連想するでしょう。一般的に、「バイクのリムガード」と言われた場合はタイヤリムに装着するリムガードで間違いありません。しかし、バイク用品のなかには異なる用途で使われるリムガードも存在します。今回は、そういったバイク用品のリムガードの種類について分かりやすく解説していくので、この機会にぜひ知識を深めてください。
タイヤ交換で使用するリムガードプロテクター
バイクのリムガードと言えば、リムガードプロテクターを指すケースがほとんどです。リムガードプロテクターとは、タイヤ交換時にタイヤリムへ装着し、傷が入ることを防ぐためのアイテム。とくに、リムからタイヤを外す作業ではバールやタイヤレバーによる傷が入りやすいため、慣れないうちはリムガードを装着して作業します。
リムガードプロテクターは1セット(2個)あたり500円前後で、バイク用品店や通販などで購入できます。
走行中ホイールの傷を防ぐリムガード

次に、カスタムやドレスアップに欠かせないリムガードについてご紹介します。
カスタム目的のリムガードとは、タイヤリムとタイヤの間に挟み込ませて装着するテープのこと。ホイールガードやリムプロテクター、リムラインモールとも呼ばれます。リムガードをタイヤリムに装着すると、走行中ホイールにできる傷を防げるだけでなく、付いてしまった傷を隠して足回りをドレスアップすることが可能。スポーティーなバイクはボディカラーに合わせたカラーリムガードを装着すれば、統一感とシャープな印象を高められます。足回りに“野暮ったさ”を感じている方は、リムガードを使ったカスタムを取り入れてみましょう。
カスタムに用いられるリムガードは、素材や長さによって価格が異なります。両面テープで貼り付けるタイプのものは比較的安価で、デザインのバリエーションが豊富です。
バイクのライトをドレスアップ!ヘッドライトリムガード
前述のように、リムガードと聞くと足回りパーツとの関連性が強く感じられますが、バイクではヘッドライトのリムガードも存在します。ヘッドライトリムガードとは、ヘッドライトを外的なダメージから守るためのパーツです。
転倒や接触によりヘッドライトレンズに衝撃が加わる場合、ヘッドライトリムガードがあれば、レンズを傷付けずに済むでしょう。その用途があるため、ヘッドライトリムガードの多くは強度の高い鉄製(メタル製)でできています。カラーはメタルカラーやブラックが主流で、デザインは格子状や檻状などさまざま。ヘッドライトやカウルの形状により取り付けの可否は異なりますが、装着できるとパーツ保護とドレスアップの効果が得られます。
まとめ
本記事は、2019年4月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。