バイクのシートの艶出し方法｜グーバイクマガジン -公式サイト-

バイクシートは、バイクカバーをかけずに外に置いておくと雨風にさらされ、砂埃などがついて汚れていきます。汚れたままのシートはバイクの見た目を悪くするだけでなく、劣化のスピードを速める可能性もあります。ここでは、バイクのシートをきれいにする方法をご紹介しましょう。

バイクシートの汚れの落とし方

バイクシートの素材には以下の2つがあり、メンテナンス方法が違います。

本革

手入れをするためには以下の清掃用具を用意しましょう。

• 獣毛のブラシ
• 汚れ落とし用水性クリーナー

次に汚れを落とす手順です。

1. 汚れを獣毛ブラシで落としていく
2. 汚れが落ちにくい場合は汚れ落とし用水性クリーナーを使って磨く

基本的に傷がつかないよう、やわらかい獣毛ブラシを使って汚れを取り除きます。

それ以外の素材

次の素材を用意すると手軽に掃除することが可能です。

• シートクリーナー
• メラミンスポンジ

次に汚れを落とす手順です。

1. 汚れをシートクリーナーで取り除く
2. 汚れがひどい場合はメラミンスポンジに水をつけてこする

本革以外のシートは、はっ水性にも優れているので直接シートを洗うことが可能です。汚れがなかなか落ちない場合は、メラミンスポンジで研磨すると汚れが落ちて、シートがきれいになるでしょう。

バイクシートの艶の出し方

本革以外のシートは、汚れを落とせば元の艶が戻ることも多いですが、本革の場合はメンテナンスをすることできれいな艶を出すことができます。

用意するもの

• 保湿クリーム
• はっ水スプレー
• ウエス

作業手順

1. 清掃した革の表面に保湿クリームを塗りこむ
2. 1時間程放置してクリームをなじませる
3. ウエスで乾拭きする
4. はっ水スプレーをかける

本革はクリームで保湿することで、表面に艶が出てきます。できるだけクリームをなじませる時間を守り、ウエスで乾拭きして艶を出すようにしましょう。また、本革は水に弱いため、はっ水スプレーは必須です。

バイクシートを手入れする際の注意点

バイクシートを手入れする際は以下の注意点を覚えておきましょう。

本革

• クリームは少量を少しずつ塗りこんでいく
• シートを傷つけないように注意しながらブラシを使う
• 過剰にメンテナンスしても汚れが広がる恐れがあることを覚えておく

それ以外の素材

• メラミンスポンジでロゴなどのプリント部分を削ると消えるリスクがある
• 洗剤をボディにつけると変色や劣化のリスクがある
• 光沢がある部分をメラミンスポンジでこすると光沢がなくなるので作業には注意する

まとめ

• シートが本革の場合は獣毛ブラシで汚れを落としてクリームで保湿すると艶が出る
• 本革以外の素材はシートクリーナーを使いメンテナンスする
• 本革は傷つかないよう注意するとともに過剰にメンテナンスしないよう心がける

本記事は、2018年9月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。