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バイクのヘッドライトのスモーク化は違法?車検に通る?

ヘッドライトは車検基準が厳しく定められており、バルブを交換するかイカリングをつけるなど、限られたカスタムしかできません。それでは、カスタム方法の一つである、ヘッドライトをスモーク化する手法は車検や法律に引っかかることはないのでしょうか。ここでは、ヘッドライトのスモーク化について見ていきましょう。

ヘッドライトのスモーク化とは?

スモーク化とは、スモークフィルムなどを使い、ヘッドライトを透過性のある黒色に変える方法をいいます。ヘッドライトをスモーク化する理由は以下の通りです。

  • バイクのドレスアップ化

バイクの外装をカスタムすると、ヘッドライトが浮いて見えてしまうことがあります。スモーク化をすることで、ヘッドライトが黒色になって引き締まり、かっこよく見えるようになります。スモーク化をするには以下の方法があります。

  • スモークフィルムを貼る
  • 塗装をする
  • ヘッドライトカバーを替える

3つの方法の中では、スモークフィルムを貼るのが最も手軽でしょう。セルフで加工する以外にも、専門の加工ショップで請け負ってくれる場合がありますが、大手バイクメーカーやディーラーでは請け負ってもらえないことが多いでしょう。

ヘッドライトのスモーク化は違法?

ヘッドライトのスモーク化は違法?

ヘッドライトのスモーク化は、明らかに違法とは言えませんが、車検に通らなくなる可能性があります。前提条件として、まずは以下の車検基準に通らなければいけません。

  • 発光色…白色
  • 光量…15,000cd以上

元々のヘッドライトが車検基準をクリアしていても、スモーク化することで色や光量が変わってしまいます。そのため、透過性が弱いスモークにカスタムしてしまうと、車検に通らなくなるだけでなく、整備不良として職務質問される可能性もあるでしょう。最悪の場合、15日以内に違法改造箇所の改善を求められ、15日以内に運輸支局の改善確認検査を受けなければ、車検証やナンバープレートを没収される事になりかねません。
安全にスモーク化を行いたい場合は、予備検査場(テスター場)でヘッドライトの保安基準検査を受けましょう。しかし、ディーラーや大手バイクショップでは検査を行ってくれない、また車検も請け負ってくれないなどの可能性があることを覚えておきましょう。

まとめ

  • ヘッドライトのスモーク化をするのはドレスアップが主な理由
  • ヘッドライトのスモーク化は違法ではない
  • スモークを施工した状態で車検基準をクリアしていなければならない
  • スモーク化をした場合は予備検査場でヘッドライトの保安基準検査を行ったほうが良い

本記事は、2018年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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