バイクバッテリーの小型化(サイズダウン)にはリチウムバッテリーがおすすめの理由
車やバイクを動かすバッテリーは、中に入っている溶液や金属によって、充電できる容量が違います。とくに、リチウムバッテリーは充電量が多いので、通常のバッテリーよりも小型化されているモデルがあります。ここでは、そんなリチウムバッテリーにはどのようなメリットがあるのかについて、ご紹介しましょう。
バイクバッテリーの小型化(サイズダウン)とは
バッテリーの小型化には以下の2つの方法があります。
バッテリーの大きさは規格が決められており、基本的には、バイクに適合したバッテリーを積むのが望ましいです。しかし、何らかの理由でサイズを小さくしたい場合は、充電できる容量が小さいバッテリーにするか、鉛バッテリーからリチウムバッテリーといったように、性能が良く、小さくても同じ容量充電できるバッテリーに替えることで、小型化できるでしょう。
リチウムバッテリーがおすすめの理由
リチウムバッテリーには以下の特性があります。
小さくて軽く充電量が多い
通常の鉛バッテリーに比べると、同じ位の容量でも大きさは3分の1以下、重さは2割程度に抑えられます。小さくて軽いことは、以下のメリットをもたらします。
バイクのバッテリースペースは、車と違い省スペースなため、鉛バッテリーでは容量を大きくできない可能性があります。しかし、リチウムバッテリーなら、容量が大きくなっても省スペースなため、大容量のバッテリーに交換することが可能です。そのため、LEDライトの増設などをしたい場合でも対応しやすいでしょう。
また前述のように、同じ容量なら、鉛バッテリーに比べ約8割も軽いため、バッテリーによっては2kg程度軽量化することができます。
長寿命で安全
リチウムバッテリーの充電可能回数は、鉛バッテリーに比べると約7倍近く多いといわれています。また、鉛電池は充電されることにより水素ガスを発生させるため、換気が必要ですが、リチウムイオンは通常時にガスを発生させることはないので、安全性が高いです。
以上のことから、鉛バッテリーに比べると高価なリチウムバッテリーですが、小型化にはとてもおすすめできます。
まとめ
本記事は、2018年9月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。