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バイクのアクセルワイヤーに注油する方法

アクセルは、ワイヤーの動き方でフィーリングが変わってきます。アクセルの操作性が悪くなっている原因は、もしかしたら、アクセルワイヤーをメンテナンスしていないからかもしれません。ここでは、アクセルワイヤーのメンテナンスのひとつである注油方法についてご紹介しましょう。

注油がアクセルワイヤーの断裂を未然に防ぐ

アクセルワイヤーに注油をするメリットは、以下のとおりです。

  • ワイヤーの防さび効果がある
  • 油がワイヤーの潤滑剤となりスムーズにアクセル操作ができる

ワイヤーの劣化原因で多いのが、さびによるものです。さびを放置すると、ワイヤー切れにつながるため、定期的に注油メンテナンスをして予防することが必要でしょう。また、ワイヤーに潤滑性がないと、操作性が悪くなることがあります。注油したオイルは、ワイヤーの潤滑剤にもなるため、引っかかりなどのトラブルを事前に防止してくれます。なお、注油する油には、以下の種類があります。

  • 防さび潤滑剤(KURE5-56 など)
  • ワイヤーグリス または ワイヤーオイル

多くのメンテナンスで使う機会が多い防さび潤滑剤でも良いのですが、粘性が少なくサラサラしているので、すぐに効果がなくなってしまいます。ワイヤーグリスやワイヤーオイルなど、専用のオイルでメンテナンスをした方が効果は持続できるでしょう。

アクセルワイヤーに注油する方法

アクセルワイヤーに注油する方法

アクセルワイヤーへの注油は難しい作業ではありません。

用意するもの

  • スプレータイプの潤滑油
  • 極細ノズル
  • ウエス
  • ドライバー

注油方法

  1. スプレーに極細ノズルを装着する
  2. アクセル近くにあるスイッチボックスのネジを外す
  3. アクセルワイヤーを緩め、遊びを多くとっておく
  4. アクセルワイヤーの管に極細ノズルを入れて注油する
  5. オイルが漏れた場合はウエスで拭き取る
  6. アクセルワイヤーの遊びを元に戻す
  7. スイッチボックスのネジを元に戻す

注意点

  • アクセルワイヤーの注油時にさびやほつれの有無を確認する
  • アクセルワイヤーは引き側と戻し側があり、どちらにも注油する

注油時にさびやほつれが確認できた場合は、ワイヤー交換も考慮しましょう。注油は少なくとも1年に1回以上行いましょう。

まとめ

  • アクセルワイヤーに注油をすることで防さび効果やスムーズな操作性を維持できる
  • 注油にはワイヤーグリスやワイヤーオイルなど専用オイルを使うのが良い
  • 極細ノズルを使えば管への注油によるメンテナンスが可能
  • 注油時に点検をしてさびやほつれがひどい場合は交換を検討する

本記事は、2018年8月31日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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