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新車バイクのグリスアップ箇所4選

新車のバイクはそのまま乗ることができ、また、すぐに故障が発生することは基本的にありません。しかし、バイクショップでは、新車整備でグリスアップを行うことがあります。これには、新車の不具合の確認以外にも意味があります。ここでは、新車のグリスアップについて確認していきましょう。

新車バイクにグリスアップは必要?

新車バイクは、必要なパーツに最低限のグリスを塗ってあります。しかし、工場で組み立てたときに塗ってあるグリス量は、十分な量ではないため、グリスアップをすることで以下のメリットを得られます。

  • グリスアップによってパーツを長持ちさせることが期待できる
  • オフロード走行が多いバイクは、グリスアップすることでパーツ内に汚れや水が浸入するリスクを抑制できる

新車バイクのグリスが塗ってあるパーツを分解するとわかりますが、とても薄くグリスが塗っていることが多いです。そのため、すぐにグリスの消耗や、水や汚れの侵入が起こりやすい環境であったりします。グリスアップは、バイクの状態を維持するために必要な作業であるといえます。

新車バイクのグリスアップの箇所4つ

新車バイクのグリスアップの箇所4つ

新車でグリスアップを行うべき箇所とは、以下のパーツがついている箇所を意味しています。

  • ベアリング
  • ナット
  • ボルト

グリスを切らしてはいけない箇所に、ベアリングがあります。ベアリングは車輪の軸を支えるという重要な役割をしています。車輪の動きを滑らかにするためのグリスが不足すると、スムーズな走行を妨げることになります。そのため、ベアリングがある箇所のグリスアップは欠かせません。また、ボルトやナットにもグリスアップすることで、次回メンテナンスをしやすくなります。これらをふまえ、バイクパーツでグリスアップすべき4箇所をご紹介します。

  • アクスルシャフト
  • チェーンアジャスター
  • リアショックリンク
  • スイングアームピボット

アクスルシャフトは、車輪を固定する役割などがあるパーツです。タイヤ交換時に作業しやすいように、グリスアップしておきましょう。チェーンアジャスターもナットとの摩耗がある場合は、グリスアップすると改善します。そして、最もグリスアップ箇所で重要なのが、足周りにあるリアショックリンクやスイングアームピボットです。グリスアップの方法は以下を参考にしてみましょう。

用意するもの

  • 洗浄剤
  • グリス
  • ウエス

作業方法

  1. 元のグリスを、洗浄剤を使いきれいに落とす
  2. グリスを十分に塗る
  3. パーツを取り付ける
  4. はみ出たグリスをウエスで拭き取る

グリスアップによって、どのような場所でも安心してバイクで走行できるようになるでしょう。

まとめ

  • 新車は最低限のグリスしか塗っていないので十分にグリスアップをする必要がある
  • グリスアップによってパーツを長持ちさせ水や汚れの浸入を防止できる
  • グリスアップはアクスルシャフト / チェーンアジャスター / リアショックリンク / スイングアームピボットを行う
  • グリスアップ時は元のグリスを落としてから十分な量を塗る

本記事は、2018年8月31日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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