バイク車検で委任状が必要になるケースとは?
バイク保険の手続きは、必ずしも本人がいかなくても対応してくれる場合があります。しかし、誰かに依頼するときは、委任状が必要となる場合があります。今回は、委任状が必要になるケースや、委任状の書き方などについてご紹介しましょう。
委任状とはなに?
委任状は、申請すべき当人が代理人に申請してもらうときに必要となる書類です。もし委任状があれば、バイクの保険や車検など、本人しか申し込みができない契約を他の人に頼むことが可能です。例えば、以下のような場合は委任状が必要となる可能性があります。
代理人と依頼人との関係性は重要ではありません。委任状が必要な場面を理解し、必要事項をきちんと記載しておけば、代理人が誰であるかに関係なく、申請をすることができます。
委任状が必要になるケースとは?
バイクショップや車検屋で車検を通す場合、以下のケースで委任状が必要となります。
それぞれ、書類の発行や変更の申請に委任状が必要です。構造等変更検査は、バイクのサイズや重量、乗車定員などが車検証の数値と違うときに申請します。上記のケースがあてはまらない場合(自ら手続きを行う場合も含む)は、委任状は必要ありません。あくまで、代理人に依頼するときのみ必要と覚えておきましょう。
委任状の書き方

委任状は必要事項の記載がないと、効力を発揮しません。必要事項は以下の通りです。
受任者情報(代理人側)
委任者情報(依頼人側)
委任する手続き内容は「上記の者に○○申請に関する権限を委任する」など、どういう申請に使用する委任状なのかをわかりやすく記載しましょう。委任状を書く紙は、基本的に白紙ならどういう紙でも問題ありません。インターネットで検索し、委任状の書式をダウンロードすることもできるため、パソコンで書式を作成しても構いません。手書きの部分は、鉛筆などの消えてしまう筆記用具ではなく、黒や紺のボールペンを使用しましょう。注意点として、委任状に捨印をすると、他の用途に委任状を使用される可能性もあります。基本的には、氏名の横に捺印する以外は必要がないことを覚えておきましょう。
まとめ
本記事は、2018年4月27日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。