バイクのハンドガードの取り付け方法&注意点まとめ
ハンドルをカバーし、飛んでくる小石や枝などから守る「ハンドガード」。冬場であれば、走行中の強い風による手の防寒効果も期待できます。今回はハンドガードをカスタムしようと考えている方のために、選び方のポイントや取り付ける方法、注意点についてそれぞれご紹介していきます。
おすすめのバイクのハンドガードの選び方
まずはハンドガードの選び方を理解していきましょう。
種類:
ハンドガードの種類は大きく分けて2つあり、「オープンエンド」タイプと「クローズエンド」タイプがあります。
ハンドルの端の部分まで手を覆っているタイプがクローズエンドです。オープンの方がステアリングが楽ではあるものの、やはり手が完全に保護されていないので安全面で劣ります。手をしっかり守る目的でハンドガードをつけようと考えているならば、クローズの方が良いでしょう。
素材:
素材は主に「樹脂」か「金属」です。オープンエンドタイプの場合は基本的に樹脂でできているものがほとんどです。クローズエンドの場合は樹脂と金属の2種類があります。
樹脂の方が操作性は高くなりますが、安全面では金属の方が優れています。オフロードなどで小石や木の枝から手を守りたい場合は、クローズエンドの金属製がおすすめです。
サイズ:
「いざ購入したものの、バイクに装着できない・・・」ということがないように、購入前にハンドルの「直径」と「長さ」、「形状」をしっかりチェックして装着できるかを前もって確認しておきましょう。さらにハンドル周辺のマスターシリンダーやチューブなどと干渉してしまわないかもよく考えておくと確実です。
バイクのハンドガードの取り付け方法

ハンドガードを取り付ける手順を3つのステップでご紹介します。
ステップ1:グリップの端に穴を開ける
オープンタイプをはじめとして、バイクの車種などによって加工の必要がないハンドガードもありますが、クローズタイプの場合はグリップの端の部分に穴を開ける必要がある場合もあります。グリップエンドカッターなどを利用して、ハンドルの端にボルトの「受け」を差し込みます。
ステップ2:ハンドガードの端を仮止め
穴さえ開けられれば、あとは簡単です。取扱説明書にしたがって、パーツをハンドルバーの太さに合わせて選び、ボルトで固定していきます。まだこの段階ではゆるめに固定しておくのがコツです。
ステップ3:他の箇所をボルトでしっかりと止める。
ハンドルの端を仮止めしたら、他の箇所のボルトも止めていきます。高さを調節しつつ、位置が決まったらしっかりとネジを締めて取り付け完了です。
バイクにハンドガードを取り付ける際の注意点
クローズエンドタイプの場合はハンドルの端に穴をあけなければいけないモデルもあることに注意して選びましょう。それからオフロードバイクの場合、「ファットバー」と呼ばれるテーパー形状のハンドルを装備している時は、そのハンドルの形状と合わない可能性もあるのでその点も注意が必要です。
まとめ
本記事は、2019年8月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。