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バイクのフューエル(燃料)フィルターの取り付け・交換方法

ガソリンタンクに汚れやさびが混入すると、フィルターなどが詰まり、エンジンに異常をきたします。そのため、できるかぎり、エンジンに異物が入るリスクを回避しなければいけません。車種にもよりますが、エンジンへの異物混入を避けるために、フューエルフィルターというパーツがあります。今回は、フューエルフィルターの役割について見ていきましょう。

フューエルフィルターとは

フューエルフィルターは、ガソリンの異物を取り除いてくれるフィルターを指します。別名「燃料フィルター」とも言われており、タンクからキャブレターなどにつながるホースの間に取り付けられていますが、車種によっては取り付けられていません。フューエルフィルターには以下の種類があります。

形状

  • 直線型
  • L字型

フィルター

  • ろ紙フィルター
  • ナイロンメッシュフィルター
  • 金属球フィルター
  • ステンレスフィルター

フィルターの特性を理解して、パーツの交換や組みこみをしましょう。

フューエルフィルターの効果

フューエルフィルターの効果は、以下の通りです。

  • タンクから出てきたガソリンをろ過してくれる

タンクの中にさびや汚れがあっても、フューエルフィルターでそれを取り除いてくれます。古いバイクでタンクのさびが気になる場合や、万が一の異物混入を避けたいときは取り付けることをおすすめします。もし、さびがタンク内で詰まりを起こすと、以下の症状が発生します。

  • ガソリンが流れなくなる
  • エンジンの吹き上がりにムラがでる

また、フューエルフィルターが詰まった場合も、同じ症状が発生します。定期的な確認をして、汚れがひどい場合は交換しましょう。

フューエルフィルターの取り付け方法

フューエルフィルターの取り付け方法

フューエルフィルターは以下の手順で取り付けます。

用意するもの

  • フューエルフィルター
  • ホースピンチャー

取り付け方法

  1. 取り付ける場所にホースピンチャーを取り付ける
  2. フューエルフィルターが付いていれば取り換え、なければホースを切ってフューエルフィルターを取り付ける
  3. ホースピンチャーを取り外す
  4. 漏れがないか確認する

注意点

  • フューエルフィルターの向きに気を付ける
  • ホースの間隔が短く取り付けにくい場合があるので事前に確認しておく
  • ホースに亀裂が発生している場合は、ホースの交換もしておく

フューエルフィルターには向きがあり、間違えて付けてしまうとフィルターの効果を得られません。作業前に矢印を付けておくと、作業ミスを予防できるでしょう。また、ホース周りの点検も一緒に行っておくのがおすすめです。

まとめ

  • フューエルフィルターはタンク内のゴミやさびをろ過してくれるパーツ
  • フューエルフィルターがないとキャブレターなどが詰まりエンジンに異常が発生する
  • フューエルフィルターの向きやホースの亀裂について確認をおこたらない

本記事は、2018年6月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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