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HONDA CB400 SUPER FOUR |
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1992 |
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CB1000スーパーフォアのデビューと同時にお披露目された「プロジェクトBIG-1」。ホンダが“新しい時代にふさわしいロードスポーツはどあうるべきか”というコンセプトを表すキーワードだ。'92年登場のCB400スーパーフォアはそのコンセプトをミドルクラスで具現化したモデルで、比類なき完成度をもって市場に放たれた。宿敵ともいうべきゼファーを退け、クラストップのセールスを記録するまでにそうは時間はかからなかったのだ |
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1995 |
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クラストップのセールスを続けるスーパーフォアにバリエーションモデルが登場したのが'96年。バージョンRと名づけられ、強化されたフレームが与えられたそれは、当時始まったばかりのネイキッドレース(NK-1)を見据えた“レプリカ風”モデル。ビキニカウル内にはデジタルメーターも装備していた |
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1996 |
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サイレンサー別体の集合マフラーがスタンダードとの外観上の識別点。いってみればビキニカウルを外し、丸目ヘッドライトとしたバージョンRという内容のモデルがバージョンSだ。短命だったRに対し、Sはスポーティな走りとベーシックな外観の両方を求めるユーザーから支持を受け、人気を博するのだ |
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1999 |
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「V-TEC」とは、ホンダプロダクツではよく耳にする機構だが、バルブタイミングを可変とするクルマ用とは違い、バイク用に開発されたそれはバルブ作動数をコントロール、名称も「ハイパーV-TEC」となる。低回転で2、高回転では4バルブを作動させ、それぞれにふさわしい出力特性を得る革新のメカニズムだ |
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2002 |
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ミドルネイキッドというカテゴリー自体が失速気味ななかでも着実な進化を続け、マーケットをリードし続けるスーパーフォア。独創のハイパーV-TECはスペックIIに進化、より幅広いユーザーに威力を体感できるようにリセッティングを受けた。このほか130点にも及ぶ変更を受け、H.I.S.S.も採用された |
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2004 |
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2003年に登場した現行型では、ハイパーV-TECがスペックIIIに進化。6速専用の制御を加え、さらに熟成度を高めた。来るべき高速タンデム時代をにらみ、タンデム性がアップしていることもニュースだ。現在のカタチではやり尽くしたともいえる完成度の高さを有した、ミドルネイキッドを代表する1台 |
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