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3シーズン用のジャケットのなかには、ベンチレーション機能を備えているものもある。一般的にはファスナーで開閉する開口部が設けられていて、内部にこもった熱気をそこから排出するようになっている。必要に応じて使い分けができる機能なので便利だ |
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真夏のライディングに対応するのがメッシュジャケットだ。メッシュ部分の割合は製品ごとに異なるが、着脱式のインナーを装備しているものが良い。日中は暑くても、標高や地域によっては、朝夕冷え込むことも少なくない。ツーリングでは必携だ |
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ヘルメットにベンチレーションシステムが導入されるようになり、快適性は大幅に向上した。AraiのRX-7RR4に採用されているディフューザーTYPE8とデルタダクト4の組み合わせは、走行風を取り込むと同時に負圧効果によって内部の熱を効率的に排出する |
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ベンチレーション機能は頭部だけでなく、顔の周辺にもフレッシュエアーを与えてくれる。チンバーに設けられたパワーインテークシャッターを開ければ、暑苦しさや、圧迫感から解放される。流れ込んでくる空気の匂いで季節を感じることもできるわけだ |
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SHOEI X-9に装備されたV字型アウトレットのアローボーテックス・ベンチレーション。従来に比べて約10%排気効率が高められていて、ヘルメット内の熱気や湿気を排出してくれる。エアルートを設けたハイパーデュアルライナーIIも効果を発揮する |
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積極的に走行風を取り込む前頭部のダクトは3つ。トライレクト・エア・インテークと名付けられたそのダクトから、ライナーのエアルートに新気が導かれる仕組みだ。このようにメーカー各社とも、ベンチレーションの創意工夫には力を入れている |
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いわゆるジェット型と呼ばれるヘルメットには、リフトアップシールド装備のスポーツジェットと、従来からあるSHOEI MASH-2のようなジェット型の大きく分けて2タイプがある。オープンフェイスならではの開放感が魅力。高速走行ではシールド装備のほうが有利 |
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ついにグローブにまでベンチレーションが付いた。安全性に配慮しつつ所どころにダクトを設け、忙しなく動かして熱くなった手を、ダクトから入り込むエアで冷ましてくれるというわけだ。また、ダクト自体がプロテクターを兼ねているものもある |
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部分的にメッシュ素材を使い作られたグローブは、走行風がダイレクトに入り込むので、真夏にはありがたいもの。急な雨で濡れても、比較的乾きやすいのもメッシュタイプのメリットだ。もちろん強度が要求される部分は革などが使われている。手に汗かかずにすむ? |
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