第2位 アメリカン
独特の世界観は男女限らず安定した人気
現在の世相を考えれば、アメリカン系は順当にポイントを稼いだといえるだろう。
ハーレーダビッドソンに代表されるこのカテゴリー。国産メーカーからはヤマハ ドラッグスター250、スズキ イントルーダークラシック<400>、ホンダ シャドウカスタムといった普通二輪免許で乗ることが可能なモデルが、多くラインアップされている。
そのなかで、女子がアメリカン系を一番に選んだ理由は「ワイルドな感じが素敵」、「スタイリングが好き」といったように、独特のアメリカンワールドを見た意見が多く、ゆるぎない人気を感じさせた。
とくにハーレーに対する憧れは強く、バイクに興味がなくても、ハーレーの名前だけは知ってるという女子も少なからずいた。
ただし、「後ろに乗るよりも自分で運転したい」という意見が多かったことも事実。アメリカン系のバイクを実際に所有している女子が、「自分で運転したい」という意見にポイントを入れたことによって、2位にあまんじる結果となった。
ハーレーダビッドソン
XL883
コンパクトなボディが魅力のスポーツスターファミリーに位置する廉価版モデル。ハーレーの入門やカスタムベースモデルとして人気が高い。エンジンは883ccの空冷Vツインを搭載する。
ホンダ
シャドウカスタム400
ホンダのアメリカンモデル”シャドウカスタム”は、普通免許で乗ることができる400ccの水冷Vツインを搭載する。ツアラー系スタイリングを採用したクラシックもラインアップされる。
スズキ
ブルバードC109R
クラシックな雰囲気を意識したフレームワークに、1.8LのDOHC Vツインを搭載するスズキ製アメリカンバイクのフラッグシップモデル。他にカウルレスとしたC109R2も用意されている。
ヤマハ
ドラッグスター250
ヤマハのアメリカン系“ドラッグスター”の末弟にあたるモデル。空冷の250cc Vツインエンジンを搭載。現在、新車で買うことができる250ccクラス唯一のアメリカンでもある。
スズキ
ブルバード400
2005年より発売されている水冷Vツインを搭載したアメリカン系モデル。倒立フォークや軽量なアルミキャストホイールなどを採用したスポーティな仕立てが特徴となっている。
ハーレーダビッドソン
FXDB
ベーシックなスタイリングにDOHCのVツインを搭載したダイナファミリーのスタンダード。2009年モデルよりフロントフェンダーとタイヤとのクリアランスが見直された。

3日前に大型免許を取得したばっかりで「ハーレーのパパサンが欲しいんです」というみゆきさんのチョイスは、もちろんアメリカン。隣りのまりなさんは”無難な感じ”でストリートを選んだ。

普通免許を取得してカワサキのバルカンに乗っているというひろさんは「絶対にアメリカン」いずれはハーレーに乗りたいと思ってるんだって。まりえさんはストリートをチョイスしている。