神奈川県厚木市にある『Moto Works ZIG』です。 スズキ　GSX1100S カタナのフレーム修正の依頼がありましたので作業をさせていただきました。 今回のフレームはフロント廻りも傾きがあり測定していきます。 フレームを修正機に載せてセンターを合わせます。

ピボットセンターを基準にするとシートレールは端部で50mmのズレ、ショックの付け根部分で10mmのズレがありました。 この曲りをラムで修正し曲り数値0ミリに修正し修正機に固定ロックします。

次にフロント廻りに修正測定用ステムを取り付け測定・・ 結果ネック部分が50mmの傾きと下方向に10mm下がっておりました。 これは、ピボットからの2次元面平投影数値の平行線からの垂直高さの測定結果です。 メーカー数値が分からないと計算出来ません。 これらの、数値誤差を全て修正し(この数値誤差レベルでは酸素等で炙ってフレーム素材を炭化させません)0ミリにし作業完了です。

古いバイクは事故や転倒などしてなくても 経年劣化でどうしてもズレは生じてきます。 フレーム修正・矯正・カスタムのお問い合わせは MOTO WORKS ZIG にご相談下さい。