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2019/04/25 14:50:42 更新インジェクションチューニングの重要性ハーレーダビッドソン XL1200X フォーティエイト

作業実施日 2015/04/20

バイクのチューニング(セッティング)の必要性についてつらつらと書き連ねてまいりますのでよろしければご覧ください。 ハーレーダビッドソン2006年まではほとんどの車両がキャブレターという燃料方式で、は2007年以降、全車がインジェクションという燃料供給装置です。 インジェクションモデルには、燃料や点火のタイミングをコンピューターで制御しています。 このコンピューターが走行するためのすべてをコントロールしてインジェクターやコイルなど各部に指示を出しています。

ノーマルの場合、日本の排ガス規制をクリアさせるため、ノーマル状態のエアークリーナーやマフラーなどのエンジン仕様に含せた燃料の薄いデータがコンピューター内にプログラムされています。 ノーマルの状態から、効率の良いエアークリーナーや触媒がなかったり排気音が大きくなるマフラー等に交換した場合、そのノーマルプログラムのデータとバランスが取れなくなります。 その崩れてしまったバランスをその車両ごとに適正にチューニング(というかイメージとしては「調整」に近いでしょうか)することにより、エンジンが最も良い状態で走行できるようになります。 実際マフラー・エアクリーナー等交換しても、とりあえず走行出来てしまうことがある意味インジェクション車の問題なのかもしれません。

機械式のキャブレター車であれば走行自体が難しくなりますが、インジェクション車は吸排気のバランスが崩れても、バランスを崩れたことを無視しノーマルのプログラムでコンピューターが指示を出し続ける為、永続的にガソリンが非常に薄い燃焼状態で走行できてしまいます。 そのため、エンジンが熱を持ち、ノッキングやオーバーヒートをおこしやすくなり、エンジンの消耗を早め、最悪の場合はオイル漏れやエンジン内部が焼付く可能性も出てきます。 また、エンジンにトルクが無くなり、低速や坂道でパワーが出なくなり、アクセルを戻した時や減速・エンジンブレーキ中にマフラーからアフラーファイヤーと言われるから大きな音が出てしまいます。

そのような悪影響が出る為、チューニングを行うことで、車両ごと、また交換したエアクリーナーやマフラー等に合わせて、燃費噴射や点火タイミング等のプログラムを適正に書き換える事が必要となります。 チューニングをすることによってエンジンをその車両一台一台のスペックに合った状態で走行出来るようになり、エンジンにも良いという事が一番のメリットです。 コンピューターはノーマルのままマフラーを「バンスアンドハインズのショートショット」にされていた2015年式XL1200Xのセッティング前と後のパワー差です。 青い線がセッティング後、赤い線がセッティング前です。 右肩上がりのグラフが馬力、そうでない方のグラフががトルクです。

全体的に改善されていますが、特に大きな違いが、一番使う2000〜300回転という低〜中回転のトルクです、倍近い数値となっています。 これではせっかくの宝物が、本来の楽しさを全然味わえません、、、 また、チューニングによって、アイドリングを下げる事が出来るようになり、よりハーレーらしいエンジンの鼓動を楽しむ事も出来ます。 なおチューニング商品についてもにたくさんあって何を選んだら良いか迷われると思います。

HSCではフルコン(コンピューターすべてを書き換えるタイプ)を勧めており、単純に燃料を濃くするエンリッチナーやコンピューターの一部を変更するサブコンは基本お勧めはしておりません。 (どうしてもお金をかけたくない、という方にはサブコンではありますが、なにもしないよりは、ということでバンスアンドハインズのFP3をご提案しております) フルコンは大きく分けて書き換え系と交換系の2タイプあります。 書き換え系は純正コンピューター内のデータを書き換えるタイプで、弊社は、ダイレクトリンク・フラッシュチューナー、パワービジョン、スクリーミン・スーパチューナーを中心に取り扱っております。 交換系は純正コンピューターを取り外し、別のコンピューターに入れ替えセッティングするタイプです。 代表的な商品としてはツインテックやサンダーマックスがありますがコスト面や電気系の不具合を起こすこともあるため今日では書き換えるタイプを選ばれる方がほとんどです。

純正書き換えタイプ(フラッシュチューン スクリーミン パワービジョン)のメリット 純正コンピューターを使用している為、純正コンピューターが壊れない限りトラブルが起こりにくい。 チューニング技術があれば正確にセッティングができ、かつ純正の状態に戻すのが簡単。 デメリットは、とにかくセッティングが難しいです。 また、実走行を繰り返しながら書き換えていくことである程度は近づけることはできるがシャーシダイナモがなければ全域でのベストセッティングは出せません。 (公道では出せても100〜km/hが限界です) つまりシャーシダイナモがあり、チューニング実績が豊富なショップでなければ正確にチューニングできない、ということがデメリットです。

HSCではインジェクションチューニングの重要性を鑑み、シャーシダイナモを導入し、5月より 「シャーシダイナモによるインジェクションチューニング」 を開始いたしました。 料金については以下の通りご案内しております。 シャーシダイナモチューニング基本工賃一式 64800円→シャーシダイナモ導入キャンペーン54000円 シャーシダイナモによるリセッティング工賃 64800円 (シャーシダイナモチューニングによるによるデバイス内データ書き換え一式) 以前弊社でデバイス交換されたお客様は割引いたしますのでご相談ください

チューニングデバイス一覧 フラッシュチューナー(任意で設定可能)54000円(工賃別)

パワービジョン並行輸入品(900rpm) 69800円(工賃別) パワービジョン正規輸入品(800rpm) 84800円(工賃別) img112463828_1 スーパーチューナー(800rpm) 83000円(工賃別) 20140902_932138 ヒューエルパックFP3 (800rpm) 55000円(工賃5000円込)

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